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日々の思い付きを書いてゆきたいと思っていますので、ヒマな方はお付き合い下さい。

検証:英字姓名学④

2011-06-17 14:15:41 | 姓名学

 ここまでディープに書くつもりじゃなかったのですが、マニアックな性格ゆえ、ご了承下さい。。

 さて、次に日本の姓名学でこの名前の変化を観てみたいと思います。

【Saul】=1+2+2+1=6画

【Paul】=2+2+2+1=7画

 となります。

 まず、“Saul(サウロ)” ですが、こちらは女性的・保守的大吉数の六画で、どうも聖書に出てくるサウロの殺伐とした攻撃的な印象とは異なる感じがします。 ちなみに六画の数意はと言いますと、

【六画】:慶福豊かで、万賓が家門に集まるという、天恵的というか、いわゆる運がいいという吉数である。 但し、他に凶数がある時は下り坂となることがあるが、元来運気が盛んであるからして、天賦の美徳を備え、終生安穏で吉慶を受ける者が多い。

 となっております。 

 こちらに関してはどうも一致していないというのが客観的な意見です。 でも一つだけ気になるのが、音霊の問題です。 

 あまり採り上げませんが、姓名学にも姓名数と五行の流れ以外にもその運命に影響を与えるモノとしまして、音霊というモノがあります。 いちばん良いのがマ行(ま、み、む、め、も)” で、いちばん良くないのがサ行(さ、し、す、せ、そ)のようです。

 なぜ “サ行” が、いちばん良くないかという事を大森先生が研究したところによると、どうやらサ行を発音するさい空気振動が前歯に当たり、その振動が直接脳に伝わり悪い影響を与え、無意識のうちにその相手や屋号名に悪い印象を持ち、運命を急変させたり悪くさせたりする影響があるということでした。

 その意味でならSaul(サウロ)も多少は当てはまるかも知れませんが、あまり強引に答えに結び付けても本質を見誤りますから、その出て来た数から “ピン” とくる本質が出ていない時には、それはソレとして素直に受け入れ、客観的に判断するのが運命学を扱う者の役目だと思います。

 さて、次に改名後の【Paul】の画数ですが、こちらは、“本能、小脳、我” で表わされる七画です。 その数意はと言いますと

【七画】:独立独歩、自ずから権威を備え、物事を処理する才能に長じ、精力的で艱難を克服し万難を排して成功する人が多い。 気を正大にして、雅量を養えば、慶びが更に加わるけれども他面に於て、剛情頑固なところがあって、感化融和力に欠け、それがために内外共に不和となることがある。 女性にこの数があると男性的となり、温和従順を欠くことが多い。

 となっております。

 こちらに関しては、その後のパウロの行跡を観るに当たっていなくもないですが、やはり前回採り上げたカバラ数秘学の “5” の水星が当てはまるような気がします。

 この一連のアップの最後に、ケイシーのリーディングより誕生数秘学や姓名数に関しての見解をアップして〆させてもらいます。

『人間一人一人は自分の名前、出生年月日、いろいろな活動との関係に従って、特定の数に振動するのである。 これらが現われ出る時に、そうした数字は力ともなり、損失ともなり、助けとも、変化とも、霊的力ともなる。 だが、前にも言ったように、これらはサインであり兆しに過ぎない。 ある時には警告を与え、助けを与え、本人の生活の中で建設的なものとなるものを与えてくれる。』(R261-15)

 失礼します。



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