『英語を含む語学や学問は、あくまでツール・手段であって目的ではない。 いつだって常にその先を見ろ!』
Byおがっち41歳@説得力ナシ!
さて、本日の格言をカルく呟いたところで本題に入りたいと思います。
“7(Seven)” について書こうと思いましたが、まだ考えが整理し切れていないので、カルく警備員ネタでもアップしておこうと思います。
昔、東京で警備員やっている時、ヨーロッパ連合のビル建設の警備をやったことがあったのですが、この辺はやはり普通と違うと思った事件がありました。
私は、横浜に住んで登録は渋谷支社ベースで警備員やってたので、そちら方面に関する、電車通勤1時間圏内はだいたい周りされました。 その中でもお金持ちが住んでいる代表的なトコいとしては田園調布や自由が丘とかでしたが、その辺の電柱に貼ってあるマンション情報は大体7000万円前後が主流でした。
しかしある時、南麻布の大使館街を歩いて現場に行っている途中、何気に電柱に貼ってある広告を見たのです。
『へー珍しいな。 この辺で電柱に不動産の広告なんて。 いくらぐらいなのかな? どうせ1億前後だろうな。』
と思って数字を見ると、
『23,000,000。 二千三百万か。 この辺でもたまにはこんな安いマンション売ってるんだ。 紙も薄っぺらいしな。』
と思って現場に向かったのですが、どうも腑に落ちず仕事が終わって帰りに再び見直してみたのです。 そうしたら・・・
『230,000,000円!? 二億三千万の電柱広告かい! それも土地だけ!? 建物はない! この辺の連中はいったいどういう感覚しとるねん!』
そう、ギャグ漫画のようですが、ひと桁読み違えていたのです。 二億三〇〇〇万を一枚の薄っぺらい電柱広告で貼る金銭感覚が理解できませんでした。 地方に貼ってある2000万円クラスのマンションの張り紙の質でした。
はーやっぱ住む世界が違う、と改めて実感させられた事件でした。 当時の私は、交通費を10円ケチるために2,3kmは歩いていましたし、毎月家賃入れるのがやっとで、2000円の電気代を払うのにも困窮してました。 通帳5冊の残高全部が100円以下になってかき集める事すら出来なかったこともありました。
その状況の下で、二億クラスの張り紙電柱広告でしたから、格差というモノを身に染みて味合わされました。
しかしその状況の中でも、占星学やケイシー・リーディング、正食医学の研究を欠かした事は一日たりともありませんでした。
こう書くとひたむきな、懸命な努力とか思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそんな事はありません。 単純にやっていてオモシロかったから、やりたいからやっていただけ。 内奥から湧き出る衝動があったからやり続けていられただけ。
寝食惜しんでの努力とか、遊びを削っての努力とかいうような種類の継続ではありませんでした。 実際休みの日は、カメラが好きでしたからお気に入りの横浜や鎌倉、東京とかに写真撮りに行っていました。 こちらもただ単にやりたいからやっていただけ。 面白いからやっていただけでした。
これまで続いたただひとつの要因を挙げるなら “面白い” でしょうか。
ですから、この衝動原理が無くなったら今の研究も終わりです。 自分の内奥からの衝動にはウソはつけませんから。
このブログもいつまで続くかはわかりませんが、とりあえず衝動が続く限りやり続けようと思います。
それでぇあ、本日はコレにて失礼します。
オヤスミなさい。