アメリカでオーナーの家に2年間居候したのですが、この時同居人が他にも居ました。 まずは、家の主であるトノ君、大嶋の親分、私、もう一人ワシントンから内の店に来た名古屋大学物理学科出たパイロットの免許ももっているヤツ、の4人で住んでいました。
男?4人の同居というのは、まー寮と考えれば特に問題はなかったのですが、アメリカというコトもあり、様々な体験・経験をさせてもらいました。
その中でも面白かったネタが、オーナーは結構昔から(小学生ぐらいから)右目の上の逆さ睫毛に苦しんでいて、私がある程度店に馴れてから半年後に、逆さ睫毛の手術をする事になったのです。 最初は逆さ睫毛ぐらい簡単に終わると思っていたのですが、コレが思っていたよりもかなり大変だったのです。
というのも、オーナーは一重目蓋で、今回の逆さ睫毛の手術というのは、簡単に言えば、一重目蓋を二重にするので右だけだったら可笑しいというので、逆さ睫毛に関係ない左目も二重目蓋にすることになったのです。
まー簡単に言えば女性のプチ整形に近い手術になったのです。
さて、手術の日に私が仕事に行く前に近くの市営Chesapeak Hospitalに連れて行って、帰りにピックアップに行ったのですが、行ってみたら得意の毒舌も吐けずサングラスかけて痛くて唸っておられるのです。
だったら入院すりゃーいいじゃん!と思われるかも知れませんが、コトはそう簡単に行きません。 ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、アメリカの入院費用というのはバカ高く、保険があっても一晩泊まったら30~40万円ぐらい取られる場合もあります。 加えて次回の保険料も跳ね上がりますし。
ですから、本来は3日ほど休まなくてはならなかったのですが、オーナーはその日に退院して翌日から働き出しました。 しかし、一週間ぐらいは痛さで悶えて、常連さんに毒舌を吐く余裕もありませんでしたが、なんとか10日程で痛みはおさまったようでした。
しかし、日頃の行いの悪さの賜物か、その手術の半年後ぐらいに再び同じトコの逆さ睫毛が再発し、もう今回の痛みで懲りたのか、手術は二度としないと仰っていました。
もう一つ医療ネタがありますので、次回アップしたいと思います。
失礼しま~す