人生何でもあり!

日々の思い付きを書いてゆきたいと思っていますので、ヒマな方はお付き合い下さい。

数秘学について(49)

2011-06-24 13:43:07 | Cayce Reading

 このAdam(アダム)の原罪(堕落)の問題は、私たちの現在(原罪)にも非常に大きな問題を含んでいます。(←日本語の言霊はオモシロい!)

 B.C.約五万年ぐらいから始まった大規模なアトランティス大陸崩壊も、当時(B.C.一万五千年以上前)、人間たちの堕落がもう救いのないレベルまで堕ち、その大陸の大部分が海没し、もう残る部分もわずか。

 しかし、このままでは沢山の魂たちが物質(肉体・肉欲)にもつれ込んだままドコへ向えば良いか判らず、その出口を探している。 

 そこで創造神アミリウスは考えた。 第二の創造が成されねばならない。 そのためには旧来の肉体の弱点を克服した、まったく新しい神の映しである進化した肉体が必要である、と。 

 そこで、アミリウスに指示された天上の神々は、その当時、動物の中でもっとも進化していた猿の “7つの内分泌腺” に想念レベルで働きかけ、大脳の量を急激に増加させ、体毛や尻尾、羽とかいった動物の名残りの付属物を落とし、急激に進化させていった。 

 どうでもいいネタですが、私はここにポルシェが好きな 『形態は機能に従う』 というフレーズがシンクロしてきます。

 人間確かに外見だけではないけど、やっぱり美人が好き…!?

 ・・・違うか。

 ここで自爆気味に女性読者を敵にまわしつつ話を進化させますと、ここにナゼ人間にとって七つの内分泌腺が重要であるのか記されています。 ある意味、今の私たち地球人類の進化のカギとなった肉体組織だからです。

 更に云うなら、この7つの主要内分泌腺が太陽系の主要惑星とリンクしています。 これ故、ケイシーは占星学の影響を常に強調し、一部の才能のある人間には、占星学のシステムを研究するようにアドバイスしています。 惑星のアスペクトによる衝動を “ある程度” 予測できるからです。

 この占星学に関して私に語らせたらマニアックになってしまいキリがないので話を進めまして、この人類の遠大な、大規模な進化計画により、現在の私たちの五大人種の原型が誕生したのです。 

 その際、その民族に特徴的な五感が与えられました。 簡単に述べておきますと、赤色人種は触覚、白色人種は視覚、黄色人種は聴覚、黒色人種は味覚、褐色人種は臭覚、のようです。

 しかし困った事に、ここでアミリウスの予想していなかった事態が起こりました。 新しい進化させた肉体に魂たちを移しかえたら自動的に高い霊性に目覚め、天上目指して帰って来るだろうと予想していたのですが、彼らは新しい肉体での目覚めた意識で更に利己的な心を起こし、宇宙の創造原理を歪め、いよいよ物質的になっていたようなのです。 裏を返せば、それ程肉体の誘惑、魅力、束縛力は強かったということです。 

 そして、アミリウスはそれらの魂たちを救い出すため、自らその一つに入って行く決心をします。 しかし霊的レベルがあまりにも高過ぎるので、普通にやっても物質性の強い、固い肉体の中に入り込めない。 

 では、どうすれば入り込めるのか?

 その答えが、アダムの堕落の意味であり、“原罪” の定義の問いに答えた際の答え “故意の不服従” なのです。 そうしなくては、肉体に入り込めなかったために、意図的に罪を犯し受肉された。 そして、その原罪のカルマの刈り取りこそJob(ヨブ記)であり、ヨブ記は実際に遭った真実の物語であるとケイシーは述べています。

 最後は話が拡散し過ぎましたが、ここにカバラ数秘学から導かれた “【Adam】=1(太陽・肉体)” の答えがあるような気がします。

 如何なものでしょう?

 単数字というのは、TVのシステムと一緒で、その単純(1Chとか)さをChannel(経路)として、そこからいかに有益な情報を引き出すのがその占い師さんの力量でもあり、役目でもあります。 

 崩壊しつつあるTV局にお勤めの皆さんも、このことをよく認識されて下さい。 

 いちおう、参考までに最後に【魂の進化】より、参考になりそうな部分を抜粋しておきたいと思います。 それと、もう一つケイシーの原文よりアダムの堕落について簡潔に述べたものを抜粋しておきたいと思います。(R2067-7)

(Q):When did the knowledge comt to Jesus that he was to be the Savior of the World?(キリストが世界の救世主となることを自覚したのはいつだったのですか?)

(A):When he fell in Eden.(彼がエデンの園に堕ちた時だ。)

 続く…

【魂の進化 第十章・アダムのりんご】 

 神秘主義の原典は、アダムの二面性を説明して 「原型人間」 あるいは 「天上のアダム」(アミリウスの名で知られている) を大宇宙とし、そこから小宇宙が生じたものとしている。 地上のアダムが霊性から離反して起きた意識の 「堕落」 の必然の結果として、大宇宙が縮小したものが小宇宙(人体)なのだ。

アダム人間の進化への旅は、それゆえ、こうした二面性を脱却し、大宇宙とひとつになるための魂の行脚でもある。 マイスター・エックハルトは言う。 『神から派生したすべての創造物は、ひとりの人のうちに統一されなければならない。 そして、堕落まえにアダムが生きていた調和のうちに帰るのである。」

 さらに、彼は言う。 その 「ひとりの人」 こそは、最初のアダムであり、最後のアダムであったイエス・キリストである、と。

 では、どのように、そしてなぜ、堕落は生じたのだろう?

 敢えて言うなら、堕落は必然だった。 アミリウスであるロゴスは、アダムとして受肉し、ふたたび地上に下降するという犠牲的行為を選択する。 すなわち、自らの神性を意図的に物質内に限定し、罪を犯しがちな人間の一側面を自発的に自身のうちに取り入れたのである。 

この人間的弱点を克服しなければ、アミリウス(当時のアダム)にしても、他の者たちの適切な導師と成り得なかったかも知れない。 というのも、アミリウス自身、約30回にものぼる死と再生を繰り返した挙句に、「最後のアダム」、イエス・キリストとして生身の自己を完成したのだ。

  



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