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日々の思い付きを書いてゆきたいと思っていますので、ヒマな方はお付き合い下さい。

数秘学について(80)

2011-07-23 13:04:50 | Cayce Reading

 ここで一回、“5×2=10” という数秘学に行く前に、再びケイシー・リーディングのイメージ(想像)の創造へのプロセスというものについて考えてみたいと思います。

 ケイシーは想念とはモノでもあり、行為でもあると述べています。 頭・心の中で強く思い描き続けるコトが、それを現象化(物質化)していくと。 勝負の世界ではもちろん日頃の訓練と実力が第一ですが、実力が拮抗していた場合、より強い集団の心の結び付きが勝る方が勝つ傾向が強いようです。

 今回の女子サッカーも確かに日頃の訓練と実力の賜物でしょうが、一面では震災による団結の心のパワーもあったのではないかと思います。

 さて、とりあえず想念(イメージ)に関していくつかリーディングを抜粋してみたいと思います。

【R3744-1】:「というのも、想念も行為であり、それは心と魂の間に生れる子供である。 人は絶えず、その想うところのものとなるからである。 人は胸の中に、心の中に想うモノを心臓の鼓動のいちぶにし、自分自身の血液を通して肉体にこれを形成する。 死に際して、魂は地上界において心が創り出したモノを食べる、あるいはこれに支配されているのである。 物質界で何が得られたにせよ、その総てが利用されることになるのである。」

 リーディングは更に、肉体を通して活動し想念体を造り出す想像力について述べている。 その人が想像していることが生涯の内に物質的に現われ出てくることがしばしばある。 死に際して肉体から離れる微細な肉体は、それが願望と想像を通して造り出してきたどのようなモノも体験し続ける。

〔R900-19〕:「物質界において肉体が形をとるのと同じく、魂の実体もまた霊界でその形をとるのである。 それは霊界の不変の法則に従属している。」

~~~~~~~(とりあえず抜粋ここまで)~~~~~~~~~~~~

 “思考・イメージ・想念” の物質化のプロセスに関しては上記に記されていますが、より論理的に述べるなら、人体の “7つの主要チャクラ” がその大きな役割を果たしています。(注:性腺、ライデッヒ集腺、副腎(太陽神経叢)、胸腺、甲状腺、松果腺、脳下垂体) 

 そう、ここで、水瓶座(宝瓶宮)の時代を暗示する天王星を意味する “7” という神聖数が登場します。 こちらの例をいくつか挙げるなら、

・一週間(日、月、火、水、木、金、土)

・7色(赤、橙、黄、緑(白)、藍、青、紫)

・七音(ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、)

 等ですね。 

  話を戻しまして、その7つの主要チャクラの中でも特に、“ライデッヒ集腺、松果腺、脳下垂体” がこの想念の物質化に大きな役割を果たすと、ケイシーはそのリーディングの中で何回も述べています。

 ここで、実体験からこちらに関してコメントを述べさせてもらいますと、より霊的方面に向かっていくと、この思考の物質化が早く、明確になってくる傾向があるようなのです。 こちらは、確かに、イメージの物質化を利用しようとする人間にとっては良いことなのでしょうが、当然、負の側面もあります。

 良いコトを物質化するのなら問題はないのですが、利己的な目的や、他人を害する想念も同様に物質化の速度が速くなるという事です。 この両面性を肝に銘じておかねばなりません。

 ですから、他からどんなことが起ってもブレない、いえブレてもバランスを取り戻せる柔軟な心の鍛錬が肝要となるのです。

 ですから、私の先日の事故のように、邪な想念(エロ)で上ばかり見て仕事をしていると、足元に開いた排水溝に落ちて、邪な想念に大きく影響している左半身を傷めることになるのです。 左側のケガは主に、陰性(精神)に関係しています。

  私は、その事に気付かねばならなかった事件だったと思います。 本当にもう少しで骨折して一ヶ月ぐらい入院しなくてはならない事件でした。 今振り返って考えてゾッとします。 強い痛みを伴った警告と天の助けが絶妙にバランスした事件だったと改めて感じます。

 いつも気を引き締めている、気をつけているつもりでも、心の懈怠は常に隙を窺っていていつでもスルリと入り込むのを狙っています。

 私はここに、これから先のアクエリアス(水瓶座)の時代のライフ・スタイルの一端を観たような気がします。

 しかし、今回の原発事件をファンファーレに、もうソコまであまり時間がない。 今迄の世界を形成してきた物欲、エロ、攻撃的思考、ひがみ、そねみ、憎しみ、やっかみ、等は排除していかなければならない。

 こちらに関しては、私の人生の転轍機であった平井和正氏の小説の中に繰り返し出てきます。 参考までに一つ抜粋して次に続けようと思います。

願望達成力は万能にして無敵の力ではない。 念が引き寄せる未来は、念によって変化を遂げる。不安と危惧がまじりこめば、望ましくない未来が具現される。』

『地上は穢れすぎた。 穢れは浄められなければならぬ。 すべての人間に禊をさせる。 終りの日とはその区切りのための神仕組。 穢れを浄めるには火と水を使う。 浄められた新しい世には、禊を済ませた人間しか入ることを許されぬ。 その神仕組のために、おまえを使いこの世の最後の建て替へをなす。 忍よ、おまえの怨みはわが怨み、おまえの憎みはわが憎しみ、この世を灰に変えるまでは鎮まらぬ。 わが狂ひ廻る怨み、憎しみの火の渦をおまえが鎮めよ。

 善と悪は神仕組のために用いられる。 善悪いずれが欠けても成り立たぬ。 善も悪も生かす、これが本当の神仕組。 いよいよ最後の神仕組、この世の総建替へになる。 そのためにおまえを召し使う。

 おまえに真実を教へ、心を返してやったのはおまえに役目を果たさせんがため。 禊は苦しくつらいが、さもなくば役目は果たせぬと知れ。 この世で楽はさせぬ。 火の神の浄めはまことにきびしいぞ。 世界にからみつく毒蛇はひとしお荒れ狂ふが、それもこれも神仕組。 あらん限りの命の炎をあかあかと燃やすのじゃ。 火の神の大浄めを地球全土に及ぼさんがため……

 焼けた土は香高く芳しい。 浄められた土に三千世界の梅、桃、桜の花は次々に花開く。 そのためにおまえには働いて貰う』

 

 



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