さてさて、前回の記事で裁断の寸法をあれこれ書きましたが、
実際に、ちょっとそこまでお買い物的なサイズのバイアストートを作ってみますよー☆
まずはどの程度のサイズにするのか?を決めます。
今回は、小さめ手提げタイプにしたいので、
A5ノートがちょうど入る程度でいいかなあ、という感じ。
ハンドルは3cm幅で30cm程度かなあ。
まずは本体部分。
底は真四角になるのでその1辺の長さ①と、底部分の対角線の長さ③を考えてみます。
同時に、底の1辺の長さはバッグの高さ②にもなります。
↓このバッグで言うと、①と②が25cm、③が35cmね。
A5のノートがすっぽり入るとなると②は18cmくらいは欲しいかなあ…
となると自動的に①も18cmになる。
18×18×2=648
√648=約25.5
ということで、③は25.5cmに。
25.5cmってちょっと大きいかなあ?という気もしますが
A5サイズはすんなり入るし、まあいいかな?と思って
実際に裁断する布のサイズを出してみることに。
Aは25.5cmの半分なのですが、細かいミリ単位になるとちょっとめんどくさいので
ここで調整。
Aを12.5cmにして再度計算してみると、
①と②は約17.7cmに、③は25cmになりました。
大差ないのでこれでOKにして、縫い代分をプラス。
横幅…12.5に縫い代分2をプラスして14.5cm
縦の長さ…12.5×3に縫い代分2をプラスして39.5cm
の長方形を4枚裁断します。
が!ここで問題発生!
用意してた布地の幅が足りないことが判明!!!
なんてこったい!ということで、またまた再計算。
布の寸法を測ってみると54cmしかなかったので
縫い代を考えて、最大限のサイズでAは11cm…。
先に布を測るべきであった…。
そんなこんなで結局、
①、②が約15.5cm、③が22cmになり、
縫い代込みの実際の裁断サイズは
ヨコ:11プラス2cm⇒13cm
タテ11×3+2⇒35cm
の長方形を4枚、になりました。
ちなみに、ハンドルは基本的には
ヨコ:ハンドル幅×2 プラス 縫い代分
タテ:ハンドルの長さ プラス 縫い代分2cm×2(両端分)
で裁断しますが、
今回はハンドルも表側と内側で布を変えることにしたのでちょっとイレギュラー。
ハンドル幅+縫い代2cm × ハンドル長さ30cm+4cm
を表地2枚、内布2枚カット。
次回へ続く!
縫いますよー!