トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む①編み図
からの続きです。
そもそも、襟ぐりのラインの編み図はどう決めるのか?って話なんだけど、
こんな風に、
後ろ襟ぐりの寸法を出し、
後ろ襟ぐりのラインから前襟ぐりのラインをどの程度下げたいのか?を出し、
前襟ぐりの前中心に近い部分の平らなラインはどの程度欲しいのか寸法を出します。
写真の右上の図がそれ。
後ろ襟ぐり22cmのうち、左右4cmずつは袖部分。
そして、カーブしている前襟ぐり側も左右4cmずつは袖部分。
(袖部分は合わせて8cm)
そして、前中心に近い平らなラインの部分は今回9cmくらいにしたいかなあ、と設定。
その平らなラインまでの高さの差は4cmくらいがいいかな、と設定。
ということで、
こんな感じで目数を決めました。
今回は前身ごろと後ろ身頃の幅は同寸なので、前襟ぐりと後ろ襟ぐりの目数は同じです。
※なのですが、この時点で襟ぐりの最初のひと目を計算に入れ忘れてました…。
こちら、その襟ぐりの作り目を上から見た図が写真の上の方に書いてる丸い図。
(こっちにはちゃんと書いてるのに)
前襟ぐりは最初の1目からスタートし、増やし目しながら編み進め、別鎖で作り目する前襟ぐりの中心部分とつなげて輪にします。
(この、最初の1目を忘れずに数えましょう…。今回は前襟ぐりの別鎖の作り目を減らすことで調整しました)
さあ、実際に編んでくと、
後ろ襟ぐりと袖部分と前襟ぐりの1目だけを別鎖で作り目したとこ
前襟ぐりの部分を増し目しながら編み進め
別鎖で作り目した前襟ぐりの中心部分とつなげてわにする。
ということ。
前襟ぐりのとこをつなげるまでは、
・前襟ぐりのライン
・身頃側のラグラン線
・袖側のラグラン線
を増し目しながら編んでいかないといけないので結構慌てます(笑)。一気にやった方がいいかも。
ちなみに今回だと、
この、11段目で前襟ぐりとつながるように設定してるんだけど、
その時点で、
前身ごろの部分…別鎖で作った前襟ぐりの作り目が16目(※間違いです。14目が正解)+その両サイドに襟ぐりの増し目が左右5目ずつ+前身ごろのラグラン線の増し目が左右5目ずつ(※正しくは+最初の左右1目ずつ)
袖の部分…作り目14目+ラグラン線の増し目が前後3目ずつ
後ろ身頃の部分…作り目26目+後ろ身ごろのラグラン線の増し目が左右5目ずつ
の計116目になってる、という計算。
襟ぐりがつながったら、輪編みでラグラン線の増し目をしながら袖下までいきます!
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