バイアストートは普通のトートバッグと形が違うので、
作っていて愉しさのあるバッグ。
4枚の長方形の布を組み合わせて作ります。
構造上、縫い代を片倒しにできず割るしかないので、内布をつけることをお勧めします。
その上で、わたしはさらに仕切りポケットを付けるのを圧倒的にお勧めしますが、そこは無くても大丈夫。
※図はクリックで拡大します。
1枚の長方形の基本の寸法はヨコ幅Aに対してタテはA×3。
ヨコ幅Aを1辺とした正方形が3つ重なっているわけです。
その正方形の対角線の長さ①がバッグの底部分にあたる正方形の1辺の長さになります。
同時に、同じ寸法である②がバッグの高さであり仕切りポケットの高さに。
そして、
対角線の長さ底部分の対角線にあたるAの2倍の長さ③がバッグの一番広い部分のヨコ幅であり、
仕切りポケットのヨコ幅に。
伝わるかなあ??
例えばこのバッグだと…
バッグの底、一番広い部分の寸法は35cm。
この半分の17.5cmが4枚の長方形の横幅Aになります。
なので、長方形の縦の長さは17.5×3で52.5cm。
高さ②と底部分正方形の1辺の長さ①は
17.5×17.5×2=612.5
√612.5=約24.75
となり、約25cmになります。
ハンドルは、
ショルダートートとして使いたいなら40cm以上はあった方がいいんじゃないかな。
開け口がV字になるので短めでも持ちやすいです。
縫い代は、
・本体部分は表布内布ともにすべて1cm。
・ハンドルは布地の強度によってお好みで1cm~ハンドル幅分。
・仕切りポケットの上端三つ折り始末部分もお好みで三つ折り幅+1cm程度。
・仕切りポケットのヨコ部分も始末次第で1.5cm程度。
てな感じでつけましょう。
工程は、いまんとこ一番やりやすいかなあ、と思っているのが以下の手順。
① ハンドルと仕切りポケット(底部分を除く)を縫っておく
② 表布本体部分を2枚ずつ、底からサイドまではぎ合せる
③ ②を底の中心部分がずれないよう同様にはぎ合せる(縫い代は割っておきます)
④ 内布本体部分を2枚ずつ同様にはぎ合せる(表布と対象になるようにします)
⑤ ④の底部分に仕切りポケットを挟み込んで同様にはぎ合せる(ポケットのみ縫い代片倒し。他は割っておきます)
⑥ 表布と内布を中表にセットして開け口部分を縫う
※②~⑤の手順で縫った部分の縫い代をよけて縫うので、開け口をぐるっといっぺんに縫うのではなく、4つの角をそれぞれ縫う。
1か所返し口を開けておきます。
⑦表布と内布の、底部分の縫い代を縫いとめる
⑧表に返し整えたら開け口をステッチ
⑨ハンドルをつけたら完成!
次回写真付きで工程説明する予定ですが、
とりあえず今日はここまで!
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