タイ料理を食べると驚くのはいろいろな味が独立してハーモニーを奏でていることです。
辛味と甘味と塩味と旨味とハーブ。
それらが独立しているのですが、口に入ると心地よい快感の和音となるのです。
日本料理は逆ですね。
なるべく一つの素材の味を引き出すように心を配ります。
インド料理も驚くのは、実に様々なカレーがあるということです。
日本のカレーの種類というと、甘口と中辛と辛口という辛さの種類だったり、ポークカレーとかチキンカレーとかビーフカレーなどお肉の具の種類です。
しかしインド料理は全てがカレーなのですが、もう素材に合わせた香辛料の組み合わせが日本人とは次元が異なります。
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豆カレー、ジャガイモカレー、ほうれん草カレー、チーズカレー、どれも全く異なる味のカレーなのです。
タイカレーは一つのカレーの中に様々な味がハーモニーを奏でています。
インドのカレーはいろいろな種類のカレーを注文し、食べる時に自分で混ぜて食べるのです。
自分の手で混ぜたカレーを、ライスやナンで食べます。
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日本人からするとそれぞれのカレーの味を独立して楽しんだ方がいいかと思いますが、現地の人から言わせると、もっといろいろ混ぜて食べてよ~。ということになります。
で、確かにこれらのカレーを混ぜると単独で食べるのに比べて何倍も美味しさが口の中に広がるのです。
ちょっと脱線しますが、インドに行くと美味しいのはベジタブルカレーです。どのお店もはずれはない。と言い切っていいぐらいの美味しさです。
逆にお肉カレーはパサパサしてたりして、はずれのことも多いです。
従ってインドに滞在している間は、私はベジタリアンとなります。
ココナツミルクカレーは確かに美味しいしヨメや子供たちの受けもいいのですが、やはり日本中年男性の私としては、もう一味パンチの効いたものが欲しいのです。
ですから時間に余裕のあるときは、(ベジタブル)ココナツカレーとは対照的な、大人のピリ辛チキン炒めを作ります。
このピリ辛チキンをココナツカレーと一緒に食べると、本場インド!とは行かなくても、何となく味のハーモニーらしい雰囲気を味わうことができるので、私は個人的に好きなのです。
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上記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら。
おひさま、ありがとうございます。