まるぞう備忘録

無題のドキュメント

日本列島のヘソ。1。フォッサマグナを鎮める下社二宮。

2023-10-01 10:45:40 | 歴史の旅。

防災カレンダー
1日。【9】。月と木星が接近。




諏訪大社。日本列島のヘソに鎮座する。

 先週末は長野県の某市で仕事の打ち合わせがありました。であるならどうしても行きたい場所がありましたので、仕事が終わったあと土曜はレンタカーを借りて、諏訪大社4社を巡りました。


  諏訪大社がある諏訪盆地は、フォッサマグナの西端(糸魚川静岡構造線)と中央構造線の交点であります。



上社と下社は全く異なる文化圏?




 中央構造線と糸魚川静岡構造線のそれぞれ対角にある二社ずつでありますが、下社と上社は、同じ諏訪大社と言っても、全く別の国の神社であるかのようです(参拝して初めてわかりました。)



下社二宮の参拝。

 まずは下社二宮を参拝させて頂きました。
 春宮と秋宮はそれぞれ半年ごとに例祭を交互に行います。半年ごとに遷宮をしているかの如くですね。

下社春宮鳥居


下社秋宮鳥居




下社二宮が出雲大社に似ている理由。

 下社二宮は本殿のない出雲大社のようでした。下社二宮は出雲大社ととても深い関係があるようです。

出雲大社神楽殿(公式HPより)


下社春宮神楽殿(公式HPより)


下社秋宮神楽殿(公式HPより)

 神楽殿の大注連縄は出雲大社の大注連縄を作っている人たちと同じだということです。似ているはずです。ただ出雲大社と諏訪大社下社では注連縄の左右の向きが逆だそうです。ここにも隠された意味があるのでしょう。



諏訪大社:参拝方角が示すこと。

 そして下社二宮には本殿がありません。ではこの二宮は何をお祭りしているのか。御神体は樹木とされますが、古来は違っていたという説もあります。

 その謎を解くのにヒントとなるのは、参拝の方角です。
 日本のほとんどの神社は正確に北(北極星)を向いておりますが、秋宮は北東方向にずれております。

 糸魚川静岡構造線と直交しているように見えます。まるでフォッサマグナの大地を鎮めているように思えます。


 下社春宮、下社秋宮、上社前宮の3つは、それぞれ構造線とほぼ直交していることがわかります。日本列島のヘソにあるこのパワースポット。



 参拝の旅は、上社二宮に続きます。上社二宮は、下社二宮とは全く違う文化のお社に思えます。
(上記図に上社本宮の参拝の方角は今日は記載していませんでしたが、その理由はまた明日以降解説します)




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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SHO_KOさん
・・・
>人類の脱皮の繋がりについて、最近良く考えます。
そうだったのですね。富士山噴火の影響を受ける該当地域なのでまるぞうさんと読者さんの考察を有難く思い読ませて頂いていました。
手放すというまるぞうさんのキーワード、引っかかりました。
想定して対策準備して、持ちすぎたもの集めすぎたものをどんどん切り離していく。
そうやってムダをそぎ落としていくとエッセンス(本質)だけが残る。何が大切なのかに気がつく。
そこにたどり着くような生き方、本質を生きること。それぞれがそこに気がついていく、そぎ落としていく。
ということを今年の始まりから、最近自分の中で気がついた出来事や心の流れとして感じています。

→ 約2週間と5日間のサバイバル体験を通して、東京都市圏2000万人の方々の人生観が変わるかもしれないです。本当に人生で大切なものは何だったのか。と自分自身の人生観に向き合わざるを得ない体験。そして忘れていた生命力の逞しさ。

強制的にサバイバル体験を生き抜いた2000万の方々が、一つの新首都と7つの地方都市に分散することになります。日本人覚醒の触媒のお役目です。という小説を読んでみたいと思います。

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東京に住んでいる息子に非常食を送りました。いつもは、こちらからダンボールにつめて送っていましたが、今回はAmazonを使って送りました。先日、ホームセキュリティの会社の見積もりをとりました。田舎ですが、ひとりの時間も長くなり、防犯も考えています。

→ お母様。防災仕送りありがとうございます。
うちも義理の母親の実家にはホームセキュリティに加入しました。あのステッカーだけでも抑止力があると思います。

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まるぞうさんのお仕事は在宅リモートで出来るから比較的引っ越しもカンタンな方だと思うのですが、やはり社屋は東京ではないといけない理由があるのでしょうか?

→ 義理の母が一人暮らしをしているので、東京を離れがたい事情があります。しかしまた状況も変わっていくと思います。

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玲玲さん
・・・
あとは地域的に東京から100km以上離れているので、仮に無事なら避難所など設けられたら手助けしたいと思ってます。神宮2つもこれからどうなるのか、生かされたらこの土地に住む縁で見させて欲しいと欲心もあり。
都内で停電時は火災は大丈夫なのでしょうか?通電火災があるから、復興をすごく遅いペースになるのか、ついでにじしんも連動するのか、それでもなんとかなるのか?

→ 火災は発生しても降灰が継続している期間であれば、延焼はしにくいかもしれません。ただしどの方も生き延びる嗅覚は鍛えざるを得ないと思います。

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武蔵野おっさんさん
・・・
更新もないし、コメントのアップもないけどもご病気ですか?
心配です。

→ おまたせしました。諏訪大社と構造線の関連図を作成するのに非常に手間取っておりました。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2023-10-01 11:44:13
諏訪大社と構造線の関連図、ありがたいことです。お疲れ様です。

普通に参拝するだけでは気付かない視点です。まるぞうさんならではの考察、明日も楽しみにしております。
返信する
Unknown (Unknown)
2023-10-01 11:56:42
中央構造線上に大きな神社があることは有名ですが、昔の人は何か知っていたのですね。
返信する
Unknown (いつもありがとうございます)
2023-10-01 13:03:46
まるぞうさん、おかえりなさい。実は私も心配していました。明日の記事も楽しみにしています。
返信する
Unknown (武蔵野おっさん)
2023-10-01 17:06:41
無事に更新されてよかったわーー
ただ、一言本更新は明日です、ただも書いて欲しかった。
本気で心配した(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
返信する
Unknown (Unknown)
2023-10-01 20:36:19
そもそも国の降灰シミュレーションは、想定される被害、影響を算定するためのケーススタディとして行われたものです(3つのケースが採用された)。
国や各業界の専門家が雁首揃えてこのシミュレーション結果に基づき様々な検討を行った結果が令和2年のWGの報告書です。
そしてこの報告書をもとに各業界で個別の問題点ごとに具体的な被害想定等を調査し、具体的な対応を検討し効果を確認して復旧方法を含む対応策をまとめ、国からの補助金を含めた予算を利用し実行に移しつつあるのが現状です。
もちろんWGの報告書にも、東京が壊滅するとか、居住不可になるとか、数千人万人単位の移住が必要になると言う結論に繋がる記載はありません。

この報告書を読む限り、降灰だけを見ても東京壊滅よりも余程切実で現実的な問題点が存在します。
宝永噴火と同様の西風の場合、神奈川県の相模湾沿岸や松田・秦野エリア等が30cm以上、御殿場エリアで128cm以上の降灰に見舞われることです。
会社を早退できないなんて状況とは全く異なります。
手分けして道路の灰を退けようにも、降灰量が多すぎて捨てる場所がないとどうにもなりません。と言うよりも、目や呼吸器など屋外にいること自体が危険なレベルです。
屋内にいても、一度雨が降れば木造建築物が潰れかねないという、まさに生命の危機に瀕している状況であり、数cmの降灰とは全く次元が異なります。
火砕流や土石流、溶岩、噴石に襲われるエリアと並び、優先すべきはこれらのエリアの住民の安全確保と避難です。
東京エリアは少なくとも一時的にはこれらの被災者を受け入れる役割を負います(西風の場合、東京エリアの降灰は少量とされています)。
富士山が噴火したら「とりあえず自宅避難し、その後首都圏から移住しよう。」等の画一的な対応ではなく、被害の状況等に応じた柔軟な対応(サポート側になる事を求められる場合すらあり得る)が必要です。
同じ被害エリアであっても、個人の思想、家族構成、健康状態、仕事、出身県、資産等によりそれぞれ具体的な対応策や行動は異なってくるはずです。

なお、首都圏数千万人の移住は非現実的であっても、被害の大きかった地域や仕事を失った場合などでは移住を迫られる可能性があるので、最悪移住まで想定すること自体は非常に有用です。

また事前に被害を想定する際に利用すべきはハザードマップであり、単なるケーススタディの一つであるシミュレーション結果ではありません(風向き等の各種条件が変われば降灰エリアは大きく異なります)。
返信する
Unknown (SHO_KO)
2023-10-02 10:54:15
まるぞうさん、私も少し心配していました~!
参拝と考察をありがとうございます。諏訪盆地が本当におへそのように見えますね!

お返事ありがとうございます。
もし仮に恵まれた状態で富士山噴火20XX年を急に迎えたとしたらショックが大きいでしょうね。
人々は大きな感情の波にさらされるでしょう。
今朝はニュースで10月に入り、今年値上げされた食料品は3万品目を超えたと伝えていました。
さまざまな物価がじわじわと上がり、いままでたやすく手に入れていたものも切り詰めなくてはならない。全然困らないよという人もいるかも知れませんが、モノやコトの価値って何?といまは人類全体で見直しを問われている期間のように思います。
お金は十分ありますという富裕者も自然環境の脅威にさらされたら、ピラミッドの世界も平たんに成らされるかもしれない。あっけなく取り払われていくことを通しての学び直しをするかもしれません。
あらゆる可能性を考えて思いを巡らせ、見直したり譲れないものは何かを選び直している。限られた中で何に価値を置いているのか見つめ直しの時間を与えてもらっているのではないか。本当の喜びや豊かさや大切にしたいものって何だろう?と大自然は地球は問いかけている。小さな存在たちが自らの強さで乗り越えていく自浄作用を見守っている。
まだそれが突然に起こらず、時折ゆらゆら大地に揺られながら、風雨にさらされ熱さ寒さにオロオロしながら少しでも置かれたその環境に適用しようと対策を練ることができる時間と機会があることに感謝したいです。
全体が揺さぶられれば、全体のよりよくしたいという想念が現実化する。多くの個から知恵が生み出されることでしょう。
ついでのお話。実家に8月の帰省でもう手放したと思っていた愛読書を見つけたんです。「ノストラダムスの大予言・日本編」ノストラダムスは「別のものの詩」でこう伝えます。「“日の国”が西暦2000年、それまでの時代を耐えられないと感じ、方向を変えて“別のもの”の王国を打ち立てるときにだけ、私(ノストラダムス)の大予言は終了し、別の未来がひらける」私は子どもの頃から空想癖があって、ずっとこのお話が好きでバカみたいでも心のどこかで信じて夢を見ていたんですよね。未来はきっとこうなる!って。だからそんな同時小説も一緒に読みたいと思いませんか?(笑)
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