工藤勘七さんのご冥福をお祈りいたします。

ヤフーニュース、スポーツ報知より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050721-00000038-sph-ent
OCNニュース、日刊スポーツより
http://www.ocn.ne.jp/news/data/20050722/np-et-tp0-050722-0002.html

工藤静香さんのお父さんが亡くなられたそうだ。工藤静香さんのお父さんが、勘七、母親の名前が武子というのは、よくテレビ番組の中でも出ていたから、知っている人も多いと思う。

工藤さんのレギュラーファンの間では、おなじみだったと思う。
よく工藤静香さんのコンサートツアーには、静香さんのご両親も来ていた。

確かにあまり健康でないとは聞いていたが、６２歳とは若すぎる死です。

工藤静香さんと親子展をやったり、ご自身も二科展入選し、個展をやっていました。新宿のアンファンでやっていました。親子展のときはすごくお客がたくさんだったけれども、勘七さんだけの個展のときはお客が少なかったんじゃないかな。ぼくはその勘七さんだけの個展のとき、わざとオープンには行かず、しばらくしてお客があまりいないだろうと思われるときを、狙って行きました。僕が会場に行くと、勘七さんが一人でぽつんと立っていました。僕は目礼をしただけで、絵を観させていただきました。勘七さんの絵は、わかりやすい具象画です。丁寧できちんとした絵で、勘七さんの人柄がしのばれました。

個展に関して、僕は勘七さんから直筆のはがきをいただきました。今はもう汚れてしまったけれども、宝物としてしまってあります。

沖縄で工藤静香さんがコンサートをやりました。１９９3年かな。沖縄コンベンションセンターでした。沖縄は日が沈むのが遅い。僕はそれまで一度も飛行機の乗ったことがないし、飛行機が苦手だけれども、初めて飛行機に乗り、沖縄に行きました。関東や名古屋大阪あたりからファンが１０人くらい来ていたと思う。会場前にいたら、静香さんのご両親がいて、ファン数人を食事に誘ってくれました。ファンが５人いたかな。僕もついていき、コーヒーをご馳走になりました。生涯の思い出です。

母親の武子さんは、北海道出身ということで、札幌のコンサートのとき身内の方が来ているようでした。父親の勘七さんは、青森県の蟹田町出身だそうです。青森の静香さんのコンサートには、やはり身内の人が来ていたようです。工藤さんのファンの中にはそれを知っていて、２階の最前列近くに行きたがっていたファンもいました。

コンサートで静香さんの歌の中に、「お父さんが～」という歌詞が出てきて、それを歌っているとき、それにあわせて「勘七～」などと言っているファンもいました。

ご両親が経営しているお店に一度行ったことがあります。お休みでした。そのうちもう一度行こうと思っていたら、閉店になってしまいました。結局僕はお店には一度も行っていません。・

静香さんのお兄さんが事故で亡くなってから、娘の芸能界での活躍を勘七さんもうれしく思っていたのでしょう。静香さんは独身時代、結婚するならお父さんのような人などといっていたことがあるはず。静香さんの「毎日うるさいほど会話のあるとても楽しい父でした。とにかく真っすぐでものすごく深い愛情を持つ父の娘でいられたことに感謝しています」というコメント、静香さんも本当に悲しいだろうな。

「T市」のことなど聞いてみたいこともあったけど、もう聞けなくなった。僕もほんのわずかだけど静香さんのお父さんと交流を持たせていただき、いろんなことを考えてしまいます。

工藤勘七さんのご冥福を心からお祈りいたします。