AI搭載ソフトウェアによる再現像シリーズ、今日は総天然色です。
1973年8月5日は日曜日、午前4時に宮崎のホテルを出発し、吉都線~志布志線~日南線と回ってきました。
吉都線ではC55、C57、D51の三機種5本、今は廃線になってしまった志布志線ではC58の貨物2本、最後に日南線のC11と、一日で五機種も撮影出来ました。
吉都線はロケハンしながらの撮影行、最初の獲物は620レでしたが、良い場所を見つける前に時間になってしまい、妥協のアングルでした。
後にも先にも、C5557の走行が撮れたのはこの時だけだったので、もう少し良いアングルで撮りたかった...
吉都線 飯野~西小林 620レ、C5557
620レを撮った位置から西へ500m位行ったところに良いアングルがありました。
吉都線 飯野~西小林 1690レ、D511038
ロケハンしながら見つけた切り通し、当時は確か踏み切りだったと記憶していますが、現在は跨線橋になっています。
ここでC57の客レとD51の貨物を1本ずつ撮影。
吉都線 飯野~西小林 622レ、C57151(緑ナンバー)
飯野~西小林間での撮影を終えて、都城へ行こうと小林近くの畑道を走っていたら右前輪を側溝に落としてしまい、3人の力ではどうしても上がりません。
往きに通った道沿いに、ポツンと一軒家ではありませんが、畑ばかりで人家も疎らな所に自動車修理屋さんが有ったのを思い出し、頼み込んでレッカー車で上げて貰いました。
今なら携帯電話でJAFを呼べますが、あの修理屋さんが無かったら、この日は吉都線だけで終了でしたね。不幸中の幸い...
何とか脱出して、日向庄内付近でC55の貨物を1本撮影して志布志線に向かいます。
志布志線では貨物列車上下各1本を撮影。
志布志線 岩北~末吉 1395レ、C58260
機関助士さんからVサイン貰いました。
最後に日南線の有名撮影地、これもダイヤ情報誌で見知った場所でした。
下り列車は残念ながら煙が出ませんね。
日南線 油津~大堂津 1693レ、C11200
1973年8月5日撮影
C55の中でもおそらく一番人気の罐でしたね。
当時は運用情報など出回っていませんでしたから来てみないとわからないという、、、まあそれもまた懐かしい思い出です。
個人的にはこのC5557とC5765が好きでしたが、残念ながらC5557には出会えませんでした。
日南線の奇岩、無煙の方が景色は良く見えて、どちらが良いか、、、(笑)
私は油津駅まで行ったものの順法闘争のあおりで撮れなかった記憶があります。
C57151はK-3タイプの門デフでこれも唯一種で、C5765に続く二押しの罐。ということで、今日は枯れ鉄好みの罐が2輌も登場です。
志布志線へは行かなかったですが、日南線大堂津は近くのユースに泊まって、朝練で海側から撮影したような気がします。
吉都線、私はほとんど夜間の移動で撮影は駅ネした京町近くで朝だけなので ↑ こう
いう景色の中を走っていたのかと興味深く拝見しました。電柱が時代を感じます。
志布志線の貨物は意外に長い!志布志の駅でも寝ましたが、志布志線には入らず大隅
線と日南線大堂津の ↑ ここ奇岩が見えるところで撮りました。
C11の200はお召機でしたっけ?
ナンバープレートが赤の地だったような覚えがありますし志布志の庫で見たC58は
ナンバープレートが青の地だったような覚えがありますが、モノクロでしか撮って
おらずいまでは記憶もあいまいです。
既にC55は52と57しか居ませんでしたね。自分は52の方が相性が良くて、57はほとんど撮れませんでした
C5765は単機をたった一度だけで、更に残念。
C11は薄い煙が欲しかったですね。(笑)
南九州の罐は良く磨かれていて、どれが来ても嬉しかったですが、C57151の緑ナンバーは特に嬉しかったですね。残念ながら写真ではあまり良く見えませんが...
志布志線は1往復のみで、徒歩では効率が良くなかったでしょうね。
大堂津の朝は海側からが順光ですね。
吉都線は景色の良いところが多く、探せば未だ未だ沢山良いアングルが有りそうでした。この年の11月末と年末~年始に再訪しています。
C11200は御召し列車牽引機でしたね。出会ったのはこの時だけで、形式写真は撮れませんでした。ナンバープレートの色は残念ながら分かりません。
志布志線のC58は277号機を撮影していますが、緑ナンバーでした。