北海道撮影行、三日目です。
50年前の今日は宗谷本線塩狩峠を訪問、1394レが運休だったので撮影出来たのは3本だけでした。
天気は曇り時々晴れと記録されていますが、写真を見ると晴れている時に列車は来なかったようです。
先ずは321レを蘭留側で撮影、C5550の牽引。
続いて同じ蘭留側で1397レ、D511116の牽引で後補機にDD53が付いていました。
(この写真は画像処理あり)
和寒側に移動して324レを撮影。
何だよ、C57かよ...おまけにテンダーにアジ書きあり、撮った時はガッカリ。
宗谷本線 蘭留~塩狩~和寒
1974年7月31日撮影
この日は名寄泊。続く...
ガッカリされたC5787号機は、福知山にいた罐で、その頃は、集煙装置に重油タンクといういで立ちでしたが、このころは貴婦人の威厳を取り戻してもらったようですね。C57の場合、集煙装置を取り付ける時に、煙突を短くしているのですが、87号機は元の長さに戻してもらったようですね。
この罐、浜松を皮切りに、名古屋、高崎、尾久、福知山、苗穂、旭川と移動して、最後は沖縄に渡ったようですが、潮風に打たれて、朽ち果ててしまったようですね
何れも客車2輌ですが、乗っているのは大半が鉄ちゃんではないかと。(笑)
C5787はそんな数奇な運命の罐でしたか、知りませんでした。
煙突にはクルクルパーが付いているので長く見えますが、冬に撮影した写真では短いです。やはり切られたままのようです。
塩狩駅を挟んで両側共そこそこの距離にお立ち台があって良いロケーションでした。
私が冬に訪れたときもC5787号機が入っていましたが、今思えば宗谷本線のC57はレアだったんですね。
駅からそれ程歩かずに良い撮影地が有りましたね。
C5787は何度か出会っていますが、やはりC55を撮りたかったところです。
後年九州から転属した2輌(130、186)は186号機に一回逢ったのみでした。