ギャンジャン

人は独りでは生きてゆけないのに人は独りで死んでゆく。刹那い一瞬に人は何を求める?

競馬を続けるということ

2006-02-01 06:00:00 | 競馬ジャングル


「何故競馬をやるの?
テラ銭25%もとられるし、たまに勝ってもトータルじゃ負けるに決まってんでしょ?」

そんなこと言う人にこう返したい。

「何故生きてるの?
どうせ人間死ぬんだし、楽しいことがあっても最後は骨になるんだよ」

私は競馬で財テクなどと大それた野望はない。
1レースで25%引かれるのだから4レースで100%。
数字的にも勝ち越すのはたやすくない。
そんなことはわかってる。

でも夢を見てはだめですか?

人生ははかなく、みじかく、せつなく、そして消える。
だから一瞬でも輝いたMEMORIESを大切にしたい。

マチカネタンホイザがいたころ・・・・・
ガレオンがいたころ・・・・・
フジノマッケンオーがいたころ・・・・・
ホッカイルソーがいたころ・・・・・
ロイヤルタッチがいたころ・・・・・
エリモダンディーがいたころ・・・・・
セイウンスカイがいたころ・・・・・
オースミブライトがいたころ・・・・・
トーホーシデンがいたころ・・・・・
ボーンキングがいたころ・・・・・
メガスターダムがいたころ・・・・・

確かにあのころの私がいた。
名馬とともに私の人生も回る。
昔話が増えてくると、人生の残された時間が減ってしまうのは哀しいことであるが、その昔話に色を点けてくれる人たちと接近遭遇すると心はときめく。
あのころのMEMORIESはあのころのまま。