あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

土曜午後ラジオ戦争開戦

2006年10月14日 19時47分25秒 | テレビ・メディア
こういう戦争ならばどんどんやってほしいです。
土曜日午後1時から,大物ばかりのラジオ番組始まり,「ラジオ戦国時代」が始まりました。

それぞれ個性がでているなあ

関東地方の放送局でいうと,次のとおりとなります。
TBS:久米宏さん
文化放送:みのもんたさん
ニッポン放送:小倉智昭さん


いずれも今や大御所と言えるでしょう。特に,ニッポン放送は1時から4時までの3時間番組ですが,文化放送は3時から「伊東四郎,吉田照美のオヤジパッション」を放送しているため,そこもライバルにしてしまうという状態です。
ちなみに,この3人に共通してるのは,「かつて不遇時代を過ごしたことがある」という点でしょうか。久米さんの不遇時代は採用後しばらくの話なのでまだしも,みのさんや小倉さんは,ADからも呼び捨てで扱われるような身分の時代もあったようで,それを跳ね返そうという経験を経て今の地位にたどり着いています。そういう意味では,この3人の放送には,「あきらめないことが大事」というメッセージも含まれているのかもしれません。

ところで,私は,土曜の午後は,出かけることが多く,ラジオを車で聞いていることが多かったです。そこで,今回もこの3局をハシゴしながら聞いてみました。その上での感想です。

TBS→ゲストとの話やリスナーからの投稿など,久米さんは出しゃばらず「みんなの話を聞く」的な放送。とはいえ,久米さんの一言一言に重みがある。小島アナの話し方も丁寧で聞きやすい。ただし,若干NHKっぽい放送になっているかも。

文化→ここは前からみのさんだったので放送内容に安定性がある。みのさんのセクハラ話や,昔を懐かしむ話など,おじさん向けの放送。その後の吉田,高田ラインを考えると,文化の午後はオヤジ層に絞っている編成と思われる。

ニッポン→電波が悪いという物理的問題がある。内容は,ゲスト,マルチ情報,昔話など多才に及んでいるが,内容が広すぎて小倉さんの色が出せない。もう少し,テーマを絞って「小倉カラー」を出すような編成にしても良いのでは?

はたして,この3局,どのように明暗が分かれるでしょうか。まだまだ目が(耳が?)話せません。ただ,ラジオ番組の場合,明暗を分ける要素は「アナウンサーの腕」と「編成の腕」の2つです。この大御所,どのように手腕を発揮し,実力を発揮するか,そういう点も見所でしょう。
もちろん,人それぞれだと思いますが,興味がありましたら,「土曜の午後はラジオ週間」にしても良いのではないでしょうか。ラジオを聞くことは,テレビを見るよりも遙かに「脳の活性化につながる」という報告もあるくらいですから。

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赤西仁くんの休業宣言からテレビ局の姿を見てみよう

2006年10月14日 19時21分52秒 | テレビ・メディア
KAT-TUNのメンバーだった赤西仁くんが,海外留学のために突然休業宣言を発表しました。
ジャニーズ関係者はもちろんのこと,ファンもかなりビックリしたようです。

でも芸能レポーターも歯切れが悪いなあ

このニュース,昨日の学校では,きっと「北朝鮮の核実験」なんかよりも遙かに盛り上がっていたことと思います(っていうか,きっと核実験に興味のあった中高生は少ないでしょう。)。
それはさておき,おじさま世代になりますと,ジャニーズの若手があまり区別がつかなくなってしまいます。したがって,逆に彼の休業宣言の衝撃性が伝わってきません。笑点で例えるならば,歌丸さんが突然止めてしまうようなものなのでしょうか(笑)。

ただ,不思議に感じた点がありました。それは,芸能レポーターがいろいろと質問をしていたときのことです。そこで女性問題などが背後にあるのではという質問に対し,本人は明確に否定をしました。ところが,その後,スタジオでのコメンテーターのコメントがいつもと違って非常に歯切れが悪い。なんか,「言いたいけど言えないネタがある」かのような印象を受けました。
そもそも,ジャニーズ事務所に関する報道は,テレビ局側はかなり気を使って報じています。時には,ジャニーズ事務所関係者のスキャンダル報道を故意に報じないということもあります(結果,梨本勝氏が「そんな番組おかしい」といって降板したいう実例もあります。)。
ジャニーズ事務所はテレビ局からすれば,「売れるタレントを送るドル箱取引先」な訳ですから,ジャニーズ事務所が「オタクのテレビ局にはタレントを送らない」といわれてしまうと,視聴率が一気に取れなくなり,結果テレビ局の経営自体に問題が発生してしまうわけです。
つまり,ジャニーズ事務所が大企業で,テレビ局が抽象下請け企業,という構造が成り立っているわけです。

そんな背景から,ジャニーズ関係の報道には相当気を使っていると思われます。
それを踏まえると,今回の赤西君の件については,「言ってはいけない何か」があるのではないでしょうか。
もっとも,これは個人的な問題かジャニーズ関係の問題かまでは分かりません。

とまあ,この辺までは別にジャニーズとテレビ局との関係であり,この真相を報じなかったとしても,私たちにはさしたる影響がありません。
問題はここからで,「テレビ局は同じような配慮を大企業や政府与党に対して行っていないか?」という点です。
例えば,大企業の不祥事については,あまりつっこみが入らない場合があります。貸金業法改正問題についても,金利問題ばかりに目がいってますが,広告問題(気軽さやイメージだけで中身がないことや,ゴールデンタイムにも流していることなど)も実はかなり深刻な状況であったにも関わらず,この点について突っ込むメディアはありませんでした。
政府与党に至ってはもってのほかで,野党の不祥事には厳しいが(先の永田問題や細野問題などでは相当突っ込みまくっていた),与党サイドの不祥事はほとんど報じていません(例えばいわゆる小泉チルドレンの不倫疑惑,不正献金疑惑,公職選挙法違反疑惑,暴力行為疑惑,村上ファンド疑惑などは全く取り上げられないか,小さく扱って終わっています。)。むしろ,腰巾着になって大本営発表のごとく報じているだけではないでしょうか。
先日久米宏氏がラジオ番組で,「メディアが権力側についてはいけない」と言ってましたが,まさしくそのとおりで,メディアが権力を監視するべき立場になければいけないのではないでしょうか。
もちろん,何もすべて批判しまくればいいというわけでもありません。良いものは良い,悪いことは悪いという,賛否両論ありそうなときは問題点を提起し国民全体で考えてみる,こういう「つかず離れず」の姿勢がメディアに求められると言えるのではないでしょうか。

KAT-TUN問題から話が大きくそれてきましたが,赤西君の記者会見とそれを報じるテレビ番組を見て,改めて今のテレビ局の問題が垣間見えたような気がしました。

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