今年は暖冬の影響のためでしょうか,街中では早くも小さな花が咲き始めたり,木の芽が出始めたりするなど,すっかり春の様相になってきました。
そんな中,東京都心の桜の開花予想がさらに早まり3月16日頃(平年は3月28日頃)となる見込みであると気象庁が発表するらしいです。
心待ち桜、都心は記録的早咲き? 気象庁7日に開花予想(朝日新聞) - goo ニュース
3月中に花見と桜祭?
そういえば,数年前にやはり暖冬の影響でやたら桜が早く咲いたことがありました。そのときも,4月上旬にはほとんどが葉桜になってしまい,桜祭を中止したり,無理やり4月にやったりするなど結構てんやわんやしていたような記憶があります。
今年は,さらに早く咲くみたいです。仮に気象庁発表どおりだとしたら,花見ベストシーズンはお彼岸開けの土日(25日頃)ということになるでしょう。そして,4月には既に葉桜になってしまい,もはや花見はできないということになります。
すると,小さな問題としては,新入社員の最初の仕事である「花見の場所取り」これができなくなってしまい,逆に去年の新入社員が,3月に「もう一度」花見の場所取りを行うという悲惨な状況が出てくるかもしれません。
また,「さくら祭」の時期も大変です。多くは役所や観光協会が主催しているため,一度日にちを決めたら,日程変更は難しいです。しかも,4月に行うことを想定しているため,予算は来年度に設定しています。それを3月に行うとなると,今年度の予算で実行しなければなりませんが,残念ながら年度末で予算はなく,しかも議会決議が取れない以上,3月中に「急遽開催」ということはかなり難しいでしょう。
そうなると,「桜祭中止」とするか,それかもしたら「予算ついているから葉桜であっても桜祭を行う」という役所的発想で祭を強行するのかもしれません。
ただ,はっきりいって,これらはどうでも話です。
こんなに桜が早く咲くというのは,明らかに「異常気象」です。本来は,能天気に「いやあ,暖冬ですなあ」なんて悠長なことを言っている場合ではありません。
南極の氷が減り始め,キリマンジャロ等の雪も相当減ってきています。一方で,ツバル共和国は水没の危機に瀕しているなど,明らかに地球規模でおかしなことが起こってきています。
もちろん,この影響は日本にもきており,魚の生態系が狂い始めているなど,食生活にも支障をきたしかねない状態にあるようです。
今回の「超早い花見」を通じ,私たちは地球環境についてもっと本気で「何ができるか」を考えるべきなのかもしれません。そういう意味では,単なる「桜祭」ではなく「地球環境を考える桜祭」を開催しても良いかもしれませんね。
とりあえず,花見は「地球に優しく」やりましょう。例えば,ごみを持ち帰るとか,桜の枝を折らずに見るだけにするなど,「ごく当たり前のこと」をみんなで守るだけでも大きな成果になるでしょうね。
よろしければ1クリックお願いしますm(__)m→人気blogランキングへ
TB先一覧
http://blog.goo.ne.jp/sunafukin-0101/e/ce5873957c72f98f0c589f2a67988847
そんな中,東京都心の桜の開花予想がさらに早まり3月16日頃(平年は3月28日頃)となる見込みであると気象庁が発表するらしいです。
心待ち桜、都心は記録的早咲き? 気象庁7日に開花予想(朝日新聞) - goo ニュース
3月中に花見と桜祭?
そういえば,数年前にやはり暖冬の影響でやたら桜が早く咲いたことがありました。そのときも,4月上旬にはほとんどが葉桜になってしまい,桜祭を中止したり,無理やり4月にやったりするなど結構てんやわんやしていたような記憶があります。
今年は,さらに早く咲くみたいです。仮に気象庁発表どおりだとしたら,花見ベストシーズンはお彼岸開けの土日(25日頃)ということになるでしょう。そして,4月には既に葉桜になってしまい,もはや花見はできないということになります。
すると,小さな問題としては,新入社員の最初の仕事である「花見の場所取り」これができなくなってしまい,逆に去年の新入社員が,3月に「もう一度」花見の場所取りを行うという悲惨な状況が出てくるかもしれません。
また,「さくら祭」の時期も大変です。多くは役所や観光協会が主催しているため,一度日にちを決めたら,日程変更は難しいです。しかも,4月に行うことを想定しているため,予算は来年度に設定しています。それを3月に行うとなると,今年度の予算で実行しなければなりませんが,残念ながら年度末で予算はなく,しかも議会決議が取れない以上,3月中に「急遽開催」ということはかなり難しいでしょう。
そうなると,「桜祭中止」とするか,それかもしたら「予算ついているから葉桜であっても桜祭を行う」という役所的発想で祭を強行するのかもしれません。
ただ,はっきりいって,これらはどうでも話です。
こんなに桜が早く咲くというのは,明らかに「異常気象」です。本来は,能天気に「いやあ,暖冬ですなあ」なんて悠長なことを言っている場合ではありません。
南極の氷が減り始め,キリマンジャロ等の雪も相当減ってきています。一方で,ツバル共和国は水没の危機に瀕しているなど,明らかに地球規模でおかしなことが起こってきています。
もちろん,この影響は日本にもきており,魚の生態系が狂い始めているなど,食生活にも支障をきたしかねない状態にあるようです。
今回の「超早い花見」を通じ,私たちは地球環境についてもっと本気で「何ができるか」を考えるべきなのかもしれません。そういう意味では,単なる「桜祭」ではなく「地球環境を考える桜祭」を開催しても良いかもしれませんね。
とりあえず,花見は「地球に優しく」やりましょう。例えば,ごみを持ち帰るとか,桜の枝を折らずに見るだけにするなど,「ごく当たり前のこと」をみんなで守るだけでも大きな成果になるでしょうね。
よろしければ1クリックお願いしますm(__)m→人気blogランキングへ
TB先一覧
http://blog.goo.ne.jp/sunafukin-0101/e/ce5873957c72f98f0c589f2a67988847