あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

統一地方選挙まっただ中,悲しいこと

2007年04月01日 02時23分17秒 | 政治・選挙
公職選挙法の関係から,かなり抽象的な記事になること,ご了承ください。
さて,選挙戦まっただ中ですが,ここ数日,なんかむなしさというか悲しさが漂う出来事がありました。

1 選挙演説会にて
  数日前,とある駅前で都知事候補者が立会演説を行っていました。
  数百メートル前から警察の大警備がしかれていましたので,最初は「事故か?」と思いながら駅に向かったのですが,近づくに連れて候補者の声が聞こえてきて,「ああ,立会演説か」と気がつきました。
  候補者本人周辺は,黒山の人だかりでした。当然,警察やSPらしい人もかなり張り付いている状態でした。一方で,運動員も多数いました。
  とまあ,ここまでは特に問題なかったのですが,運動員の1人に「マニフェストありますか?」と聞いたら,つっけんどんに「ありません」と。
  何が気に入らなかったかというと,その言い方です。部数も限られているため,別になければないで構わないのですが,本当に「お前に渡すマニフェストはねー」と言わんばかりの言動で,この運動員何様だ,とむかつきました。
  お気の毒ですが,この運動員1人のおかげで,私はこの候補者,投票除外リストに入りました。
  ちなみに,演説内容も数分間だけ聞きましたが,かなり根拠が薄く独自の理論を展開しているような印象を持ちましたので,どっちにしても選考除外になったと思います。

2 無投票当選者がまだまだ多い
  県議会議員選挙も告示されました。
  今回,民主党は「無投票選挙区を0にする」と豪語していました。確かに,前回よりは減っているものの,今回も無投票選挙区は結構ありました。
  何が悲しいかっていうと,民主党がふがいないとか言う以前に,「無投票は,住民の意思が全く反映されない」ということです。
  無投票選挙区の中には,それはもちろん,住民の圧倒的支持を得ているという候補者もいます。しかし,多くの場合,以前記事にしました裏選挙マニュアルに基づいて,組織固めをがっちりしたために,新人が入る隙がないとか,下手に立候補すると,落選後のリスクが大きすぎる(当然,運動員もリスクがあるので集まらない)などという場合が多く,いわば「一部の人や組織」によって無投票になっているに過ぎないのです。
  しかも,無投票で当選すると,選挙公報も配布されないため,「何を考えている候補者でどんな議員活動をする」のか全く分かりませんし,もっというと,いい加減な議員活動をしても,「それは公約で言ってない」と平気で逃げられるのです。
  あなたの選挙区はどうでしたか。無投票選挙区の場合,その方は以前どんな議員活動をしていたでしょうか。無投票だからこそ,逆にしっかりと調べてみる必要があります。例えば,今が旬の「政治活動費用」などは,県報などで見ることができます。そこで不明な点やおかしな報告がないかなど,調べてみるのも一つの方法でしょう。中には,松岡議員もビックリな報告があるかもしれませんよ。

以上,選挙にまつわる悲しい話でした。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする