あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

浦和レッズ,世界3位に!!

2007年12月16日 18時30分05秒 | スポーツ全般
トヨタクラブワールドカップで,浦和レッズがPKを制して3位となりました。
アジア発の3位とのことでした。

クラブW杯、浦和がPK戦制して3位(読売新聞) - goo ニュース

がんばった,レッズ!!

試合は,「ワシントンに始まり,ワシントンに終わる」という感じでした。今シーズンで契約が切れるワシントン選手にとっては最後の試合ということもあり,いつも以上にがんばっていたような気がします。それだけに,2点目のファンアピールは,今までの思いをすべてファンに伝えたかったのではないでしょうか(ただし,あのイエローカードは余計なものだったと思いますので,そういう点ではちょっとワシントン選手はしゃぎすぎだったかな,っていう気もします。)。
いずれにしても,浦和レッズは世界3位となりました。当然のことながら,これからは終われる立場になります。ワシントンなき後のレッズをどう引っ張っていくか,オジェック監督の手腕がここから問われることになるでしょう。

それはともかく,浦和レッズの選手の皆様,本当にお疲れ様でした。そして,ありがとう!!

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銃の許可はかなり厳しいが・・

2007年12月16日 02時43分01秒 | 法律問題
長崎県佐世保市の散弾銃乱射事件は容疑者自殺という最悪のシナリオで幕を閉じました。
一方で,この容疑者が銃を所持していたことに対し,近隣住民から「許可するのはよろしくない」という意見が従前から警察に寄せられていたことが判明し,警察の銃所持許可の問題があったのではないかとの指摘がされています。

佐世保乱射 散弾銃許可めぐり論議も(産経新聞) - goo ニュース

警察の前に法律があるんだけど

例によって,テレビのコメンテーターは,鬼の首を取ったかのように「なんでこんな奴に銃を持たせたんだ」とか「そういう声があれば免許取り消せばいい」などと主張していました。
総論はそのとおりなのですが,そもそも銃の許可については,実は「許可は厳しいが,許可後は積極取消事例は少ない」というのが実情なのです。そして,それは別に警察がさぼっているからではなく,銃刀法の規定上,積極的に取り消す根拠が乏しいからなのです。
ちなみに,警察庁発行の白書では,平成17年の銃所持許可総数388,856うち,新規23,000,一方で許可取消119,紛失等による失効等34,953となっており,許可件数に対し,取消権数はごくわずかとなっています詳しくはこちら)。

そもそも,銃を所持する際には警察の許可が必要となりますが,この際の審査は世界有数の厳しさだそうです。許可できない欠格事項が結構定められているほか,親族に対する照会まで行い,そこで問題があると許可はしないという運用になっています。
そこで,そこで問題となるのが「近隣住民の意向は聞かないのか」という点です。現在の運用では,ごく例外を除いて近隣住民の意向までは聞きません。それは,個人のプライバシーの問題もありますが,法律上積極的に聞く根拠がないことや,近隣住民とのつきあいが希薄な現代社会では,まじめに銃で競技や狩猟を行おうとしても,隣近所とつきあいがなければ,おそらく「隣人が銃を持つことに賛成か」と聞かれれば「いいえ」と答えてしまい,許可にならないという事例が続出することが想定されるからです。
ちなみに,親族や近隣住民に意見を聞く根拠は,銃刀法5条にある欠格事由中「他人の生命若しくは財産又は公共の安全を害するおそれがあると認めるに足りる相当な理由がある者」の審査のためと言うことができますが,表現が抽象的なので,近隣住民に積極的に意見を聞く根拠としてはちょっと弱いのです。

まして,これで一度許可になりますと,原則3年ごとの許可更新となります。すなわち,事故が発生しない限り,警察は3年間現状を把握することができません。そして,そこでもしも5条欠格事由に該当すれば,許可は取消となります。
すなわち,近所の人が「あの人に銃を持たせたら危ないよ」という意見が寄せられたとしても,それが具体的に「公共の安全を害するおそれがあると認めるに足りる相当な理由」がない限り,警察は不許可,または許可取消ができないのです。
したがって,今回の長崎の件についても,佐世保警察を直ちに責めることはできないのです。
むしろ,現状の銃刀法が,所持後の取消規定が弱いという点の方に問題があるのです。したがって,まず議論すべきは,「警察の怠慢」ではなく「銃刀法の改正」にあるのです。具体的には,警察の調査権充実と更新期間短縮,さらには不許可事由のより明確化や,不許可にするか否か審査中の間の許可一時停止の規定などを設け,「銃を持つまではもちろん,持ってからも厳しいですよ」という点を充実させる必要があります。一方で,近隣住民もいろいろいますので,近所の人が言った=即不許可というあいまいなルールではなく,この点もより明確となるようなルールづくりも必要となります。そうなれば,警察も動きやすくなるでしょう。

もちろん,現状の規定でも,まじめに銃を扱っている人たちからすると,「かなり厳しい」という声を聞きます。確かにそうかもしれませんが,タバコの禁煙場所が増えてきたのと同様,銃を使うバカな犯罪が増えてきている以上,多少の制約はやむを得ないといえるでしょう。むしろ,銃仲間での結束を高め,「銃の犯罪は絶対に防ごう」という動きになればよいとは思いますが。

とにかく,銃に関する犯罪は確実に増えています。銃犯罪は重大事件に発展しやすいだけに,厳しい規制はやむを得ないでしょう。まじめな銃使用者には本当に酷かもしれませんが,馬鹿者がいなくなるまでは厳しい規制に協力してほしいものです。

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