北京オリンピック代表選考を兼ねた名古屋国際女子マラソンは，マラソン初参加の中村友梨香選手が２時間２５分で優勝しました。
一方，注目の高橋尚子選手は，９キロ地点で早くも失速し，２７位で終わりました。
これにより，高橋選手の北京オリンピック代表は事実上絶望的となり，一方で，３人の代表枠については，内定済みの土佐選手，事実上内定している野口選手のほか，今回の中村選手と大阪大会の森本選手のどちらを選考するかという状態になりました。
初マラソン中村友梨香が優勝、高橋２７位…名古屋国際女子(読売新聞) - goo ニュース
天満屋，恐るべし
中村選手はマラソン初参加なので，陸上業界では有名かもしれませんが，私たちにとってはいわば「無名の新人」でした。しかし，この世界は結果がすべて。無名だろうが有名だろうが関係ありません。結果を出せばそれでよいのです。
とはいえ，中村選手は名門「天満屋」所属選手です。大阪国際の森本選手も天満屋所属なので，最後の１席はまさに「天満屋対決」となったといえます。
日本陸連は，果たしてどちらに軍配を上げるでしょうか。ある種の「うれしい悲鳴」状態かもしれません。
一方，高橋選手，大変残念な結果に終わってしまいました。前日の記者会見では，トラブルを思わせる発言もあるなど，万全な調子ではないような節もありましたが，やはり何らかのトラブルがあったのか，レース早々にトップ集団から出遅れてしまいました。
年齢を考えても，これで事実上北京以降のオリンピック出場は無理ということになりましたので，やはり「世代交代」といえるでしょう。
とはいえ，一部勘違いしている方（マスコミ）もいるようなので，あえて言いますが，「今回のレース結果が過去の彼女の成績を全部否定するものではない」ということです。過去の彼女の偉大な結果，これは永久に残るものですし，リスペクトに値するものです。王選手のホームラン記録が王選手引退によって否定されないことと同じことです。無意味なバッシングはいかがなものかと思います。
それはさておき，果たしてあと一人は誰になるでしょうか。そして，北京では３人の選手がどんな走りをするでしょうか。今から北京オリンピックへの期待が高まります。贅沢な希望としては，「表彰台を日本勢独占」なんていうことになればいいなあなんて思います。
がんばれ，日本。そして，男子マラソンもがんばれ！！
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天満屋，恐るべし
中村選手はマラソン初参加なので，陸上業界では有名かもしれませんが，私たちにとってはいわば「無名の新人」でした。しかし，この世界は結果がすべて。無名だろうが有名だろうが関係ありません。結果を出せばそれでよいのです。
とはいえ，中村選手は名門「天満屋」所属選手です。大阪国際の森本選手も天満屋所属なので，最後の１席はまさに「天満屋対決」となったといえます。
日本陸連は，果たしてどちらに軍配を上げるでしょうか。ある種の「うれしい悲鳴」状態かもしれません。
一方，高橋選手，大変残念な結果に終わってしまいました。前日の記者会見では，トラブルを思わせる発言もあるなど，万全な調子ではないような節もありましたが，やはり何らかのトラブルがあったのか，レース早々にトップ集団から出遅れてしまいました。
年齢を考えても，これで事実上北京以降のオリンピック出場は無理ということになりましたので，やはり「世代交代」といえるでしょう。
とはいえ，一部勘違いしている方（マスコミ）もいるようなので，あえて言いますが，「今回のレース結果が過去の彼女の成績を全部否定するものではない」ということです。過去の彼女の偉大な結果，これは永久に残るものですし，リスペクトに値するものです。王選手のホームラン記録が王選手引退によって否定されないことと同じことです。無意味なバッシングはいかがなものかと思います。
それはさておき，果たしてあと一人は誰になるでしょうか。そして，北京では３人の選手がどんな走りをするでしょうか。今から北京オリンピックへの期待が高まります。贅沢な希望としては，「表彰台を日本勢独占」なんていうことになればいいなあなんて思います。
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多くのコメンテーターは，「北京オリンピック」だけを視野において「Ｑちゃん限界」と述べていました。私も，北京オリンピックだけを視点に「世代交代」といいましたが，別に「選手引退」までは全く望んでいません。
むしろ，キング・カズのごとく，「生涯現役」として引き続き活躍して欲しいと思います。もちろん，無理は禁物ですが。
高橋選手の「生涯現役」は当然ありだと思います。サッカーでも，三浦和良選手はまさに「生涯現役」を宣言し，ワールドカップ云々は別にしてチームのために今でも一生懸命プレーしています。
こういうアスリートがいても当然よいと思います。
本人が楽しんでいるのであれば，誰もそれに対して文句を言うことはできないでしょうね。
アスリートはとかく「年齢制限」みたいなものをゴシップにされやすいですが、現在のスポンサー企業を離れたとしても続ける気があるのなら、それは今回の高橋選手に限らず、誰でもＯＫだと思います。
結果が全てという点は決して否定しませんが、楽しんで走っているのなら、それに対して往生際が悪いなどとは誰も言わないでしょう。
さて，その番組，私も見ていましたが，去年夏に手術をしていたようですね。でも，それを言い訳にしないで自分の敗北を率直に受け止めていたＱちゃん，非常に潔かった感じがしました。しかも，まだ現役続行ということなので，引き続きがんばれとエールを送りたいものです。
この潔さ，どこぞの政治家にも見習ってほしいものですね。
ちなみに，弘山選手，私は同世代ですので，彼女にもまだまだがんばってほしいと思います。プロ野球選手では４０代でも現役という選手はまだまだいますから！！
> やはり何らかのトラブルがあったのか，
> レース早々にトップ集団から出遅れてしまいました
９ｋｍ付近、まだ１０ｋｍのラップタイムが出る前あたりで、先頭集団から遅れ始めて、あれれ？と思っているうちに、徐々にその差が開いていって１５ｋｍ前にはもう絶望的な差だったかと・・・
先ほどの”バンキシャ”で会見の模様がありまして、それに依ると、昨年の夏に右足？だかの半月板損傷で手術を受けていたらしいですね（驚き？汗）
でもって、レース中最初の補給地点で、紙コップの水を一口飲んだ後に、それを右足あたりにかけていたのであります。中継でもソレに注目して指摘していたや？に記憶しております（故障？汗）
弘山選手も頑張っていたようですが、親爺としては世代交代なのかなぁ・・・とボンクラめはしみじみ感じたレースではありました（バトンタッチ？汗）