アメリカ第44代大統領としてオバマ氏が就任しました。アメリカ初の黒人大統領ということで注目が集まりましたが,国民から評判はよく,200万人近くの人が就任式に集まったようです。
また,就任演説の中で,対話による外交や,国民もこの困難に立ち向かう努力をすることなどを述べていました。
努力と責任感で「どんな嵐にも耐えよう」オバマ大統領の就任演説 全文翻訳 <特集・オバマのアメリカ>(gooニュース) - goo ニュース
痛みを伴う改革みたいなことだなあ
この就任演説や,オバマフィーバーを見て最初に感じたことは,「あの小泉総理の就任当初に似ているなあ」っていうことでした。あのときも,森前総理の支持率が一桁まで落ち込み,もはや自民党政権終焉か?という状態の中から救世主のように誕生し,一気に国民の支持を得ました。
その後の動きについては言うまでもありませんが,あのときの施政方針演説の際も,「自民党をぶっこわす」「痛みを伴う改革をする」などに国民も一気に賛同し,「カリスマ性」とか「リーダーシップがある」など高い評価を受けたものです。
今回のオバマ大統領の演説も,よくよく聞くと「困難を国民と共に立ち向かう」ということや「市民社会の約束と負担」など,アメリカ国民に対するそれなりの負担をかける改革を実行することをほのめかしています。これは,内容の良し悪しは別にして,「痛みを伴う改革」を行うつもりであろうと推測されます。
とすると,アメリカの状況は,まさに約10年前の日本の政治経済と同じ状況にあるといえるでしょう(一説には,逆に20年後の日本の姿であるとも言われていますが・・。)。
今回,アメリカ国民はオバマ大統領を好意的にとらえていますが,今後,国民負担を伴う改革に対し,どのような反応をするのか,注目です。
また,諸外国との対話外交を考えているようですが,目先の問題として,アメリカの北朝鮮政策がどうなるのか,日本としては心配です。オバマ大統領のトーンからすると,北朝鮮に対して強硬路線で攻めるつもりはないのではないかとも言えます。
とはいえ,オバマ大統領,順風満帆とはいえません。なぜなら,株価がご祝儀相場にならず,逆に下落してしまったからです。アメリカの経済問題はオバマ大統領をもってしてもすぐに解決しないのだろう,って投資家は踏んでいると思います。ってことは,投資家はアメリカの不景気はまだまだ根強いと踏んでいるのではないでしょうか。
日本としても,「よき同盟国」となるのか,「注文の多いうるさい国」になるのか,オバマ大統領の対日政策にも十分注意する必要があります。
さて,オバマ大統領,どんなアメリカを作るのでしょうか?
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TB先一覧
http://imprezza-inada-1973.seesaa.net/article/112949379.html
http://uesama.antena.ne.jp/archives/article/60143.html
http://blog.goo.ne.jp/sunafukin-0101/e/e71a31a6fdbb44eeadd960c5c7092e1f
http://blog.goo.ne.jp/stardustkid0627/e/b22e1737317bf344e33269bc75e410b4
http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/e/66332d9116285d9a7e6360d05eb2cd01
http://tetorayade.exblog.jp/10226838/
http://blog.goo.ne.jp/hiroharikun/e/09e29bf2cdac10e4281eef6a1f3e2fdf
http://tadaimani.seesaa.net/article/112963962.html
http://shadow9.seesaa.net/article/112943891.html
http://ameblo.jp/takeyan/entry-10196092401.html
http://a007.fruitblog.net/?497665154b57d
http://belldandy.blog.eonet.jp/citrus/2009/01/post-be84.html
http://blog.livedoor.jp/yswebsite/archives/52254652.html
http://blog.livedoor.jp/nob11/archives/51489348.html
http://hybrid-hills.at.webry.info/200901/article_17.html
http://belldandy2.blog23.fc2.com/blog-entry-110.html
また,就任演説の中で,対話による外交や,国民もこの困難に立ち向かう努力をすることなどを述べていました。
努力と責任感で「どんな嵐にも耐えよう」オバマ大統領の就任演説 全文翻訳 <特集・オバマのアメリカ>(gooニュース) - goo ニュース
痛みを伴う改革みたいなことだなあ
この就任演説や,オバマフィーバーを見て最初に感じたことは,「あの小泉総理の就任当初に似ているなあ」っていうことでした。あのときも,森前総理の支持率が一桁まで落ち込み,もはや自民党政権終焉か?という状態の中から救世主のように誕生し,一気に国民の支持を得ました。
その後の動きについては言うまでもありませんが,あのときの施政方針演説の際も,「自民党をぶっこわす」「痛みを伴う改革をする」などに国民も一気に賛同し,「カリスマ性」とか「リーダーシップがある」など高い評価を受けたものです。
今回のオバマ大統領の演説も,よくよく聞くと「困難を国民と共に立ち向かう」ということや「市民社会の約束と負担」など,アメリカ国民に対するそれなりの負担をかける改革を実行することをほのめかしています。これは,内容の良し悪しは別にして,「痛みを伴う改革」を行うつもりであろうと推測されます。
とすると,アメリカの状況は,まさに約10年前の日本の政治経済と同じ状況にあるといえるでしょう(一説には,逆に20年後の日本の姿であるとも言われていますが・・。)。
今回,アメリカ国民はオバマ大統領を好意的にとらえていますが,今後,国民負担を伴う改革に対し,どのような反応をするのか,注目です。
また,諸外国との対話外交を考えているようですが,目先の問題として,アメリカの北朝鮮政策がどうなるのか,日本としては心配です。オバマ大統領のトーンからすると,北朝鮮に対して強硬路線で攻めるつもりはないのではないかとも言えます。
とはいえ,オバマ大統領,順風満帆とはいえません。なぜなら,株価がご祝儀相場にならず,逆に下落してしまったからです。アメリカの経済問題はオバマ大統領をもってしてもすぐに解決しないのだろう,って投資家は踏んでいると思います。ってことは,投資家はアメリカの不景気はまだまだ根強いと踏んでいるのではないでしょうか。
日本としても,「よき同盟国」となるのか,「注文の多いうるさい国」になるのか,オバマ大統領の対日政策にも十分注意する必要があります。
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それだと,二言目には,「それはトリックだ」ですべて片付けられてしまうでしょうね(笑)。
オバマ人気,本当にすごいですね。どなたかが「日本で同じ勢いがあるのは朝倉内閣くらいだろうね」と書き込んでいましたが,思わず笑ってしまいました。
オバマ大統領は「武力より対話」を重視していますが,一方で「不景気の戦争」という格言があるとおり,景気対策のために新たな紛争の火種を作る可能性もあります(アフガンあたりはかなり危険ですね。)。
かけ声だけに終わるか,本当に「チェンジ」となるか,今後の手腕に期待したいものです。
そして,日本でも,「なんとなく大人気」の政治家ではなく,「実績が作れる政治家」が誕生してほしいものです。
前政権の反動って言うのは,実は結構恐いんですよね。
かのヒットラーだって,そういう背景から一気に国民の支持を得ましたし。ってことは,次の日本は・・って漢字ですね。
ただ,アメリカの場合,小泉劇場と大きく違うのは,「バックヤードの官僚も替わっている」っていう点です。ご指摘の通り,官僚主導政治といっても主導する官僚が大統領よりだっていうことです。
あとは,オバマ大統領がどう采配をふるうか,注目です。
今の日本の国会じゃそういう人って、まさに小泉さんしか思い浮かびませんね(--;;
アメリカは武力行使のない国、
日本は逃げのない国、
を求めたいです。
聞いてても眠くなるような、首相のコメントにはウンザリです。
確かに今の段階(まだ何も始まっていない段階)ではそうかも知れませんね。
ただ、小泉君とは大きく違うのは
・日本は実質官僚内閣制だがアメリカはそうではない
・日本は政権政党が無かったアメリカは変わった
って事かな。
ま、蓋を開けても「やっぱり米版小泉じゃん!」って可能性は否定できませんが。^^;