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こんにちは、
連載第3回の今日は
「イメージ」をまずは取り上げてみたいと思います。
これは「イマジネーショントレーニング」の基本的なテーマになると思います。
わたしも「いい絵」を書くことで、ずいぶん苦労をして、なかなか決定打がなかったのですが、
「イメージを出す」方法論を学んで、一定の成果をあげられるようになりました。
では、「イメージを出す」にはどうしたらいいでしょうか?
「まずはなんでもいいからやってみる」というのが、非常に重要だとわたしは思います。
つまり「端的具体化」です。
そして、「どんどんイメージを出す」訓練をするのですが、
やはりここでは「絵画」に即して書いてゆくのがいいようです。
わたしの指導された方法に「アイデア・スケッチ」というものがあります。
これは、一番安いらくがき帳を準備して、
とにかくどんどんなんでも画いてゆくというトレーニングをしました。
これは、すぐには結果はでませんが、非常に有効な方法論です。
つまりフロイトの言うような「自由連想」を絵という形でするのです。
こういうアプローチは、わたしも教えられて初めて知ったのですが、
じつにオススメの作業です。
わたしの場合は明らかに有効でした。
またわたしは「イメージの筋トレ」の作業として
決まったパターン、たとえば丸や四角などを、
iPadの「メモアプリ」に画くというトレーニングをしています。
つまり「イメージを出す」ということに目的を絞って
そういう訓練を継続してやっています。
むろんこれだけでいい絵が画けるというわけにもいかないのですが、
興味がある方は、是非やってみて下さい。