建設現場の事故に思う

今週の月曜日（１６日）、札幌の大通公園に面した一等地に建設中の大規模商業ビルで死亡事故が発生しました。
亡くなられた作業員のご冥福をお祈りいたします。
報道に依りますと、１７階で外壁のガラスの嵌め込み作業中に足場から転落し、６階の屋上まで落下、現場からは遺体となり搬出されたらしい。
建設現場は危険と隣り合わせ、だから毎日安全対策の確認を徹底し、励行しているのですが、どうして落下事故が発生したのか、事故現場で共に作業していた人の話しが聞きたいところです。

自分が工務店で仕事をしていた時も大きな怪我をした事故を２回経験しています。
１回目は解体現場で、手伝いに来ていた素人の作業員が大工さんと同じように２階へ上り作業をしようとしたところ、途中まで解体している足場が悪いところに踏みいれてそのまま１階まで落ちちゃいました。結果全治半年の骨折です。
２回目は改修現場で、ベテランの大工さんがほんの１段の枠組足場から転落し、打ちどころが悪く、結果全治１年の骨折で、しかも完全には元に戻らない怪我になってしまいました。
共にほんの少しの注意で防げる事故なので、とても悔やまれます。

そんな事故は数えきれない程あるのでしょう、どうか現場で働く作業員の方々はくれぐれも注意をして、事故を起こさず、事故に巻き込まれず、また事故を未然に防いでほしいと思います。