やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

成功の報酬

2018-07-18 15:27:20 | 日記
キム・サブ医師 「いいか?外科医が最も聞く言葉をな…。
“助けられもしないのに手術をするな”
その次はこんなことも言われる。
“元気だったのに、手術したせいで悪化した”
俺たちの仕事は患者を救う事だが、多くの恨みを買い、悪く言われる事もある。患者の体にメスを入れるんだから仕方ないさ。」

カン・ドンジュ医師 「………。」

キム・サブ 「落ち着いたらご家族に謝罪しろ。」

(ドラマ“浪漫ドクターキム・サブ”より抜粋)
カン医師は、幼い頃病院に先に運ばれた父が後回しにされ、結果亡くなった経験を持つ。
医者になって、重症患者から手当てすると言うそれが当時の正当な処置だったとは理解しつつも執刀医(キム医師)を責め、恨む心を自制できない。

そしてある日、自分が処置した患者に自分がしてきた事をされてしまう。

手術は成功したのにアルコール依存症が原因で薬が効かなかった患者の身内に“テキトーに手術したのではないか?”と責められる。

先に来たのに後回しにされたと、別の患者の身内に責められる。

一時に二人も処置した素晴らしい実力なのに、誠心誠意尽くしてた結果が散々に責められてしまう。

私は医者ではないけれど、頼ってくる人のために、面倒臭がらず、自分の意思を後回しにして世話してきた。
結果、カン医師と同じだ。

私は実際にメスは持たないにせよ外科医なんだと思う。
それも必ず回復させる、患者の未来を明るくできる力を持っている名医だと自負している。
悪いところを切って、取って、場合によっては取り替えて、移植して…。

しかし運ばれてきた救急患者の命を救うことに精一杯で、気遣いの足りないところがあるのではないか?

気付かずプライドを傷をつけたのではないか?

世話した人ほど目の前から消えてしまう。
患者に謝罪しなくてはならないのだろうね。
自問自答の日々です。
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浪漫

2018-07-18 14:55:59 | 日記
院長 「素晴らしい考えだが、お前一人頑張った所で世の中は変わらん。」

キム・サブ医師 「世の中を変えるためにこんなことをするとでも?
そうじゃない。俺はな、患者の命を救う為にこの仕事をしている。死の淵にいる患者には、俺は最後の望みなんだよ。
手を引けば患者は死ぬし、諦めず、何とか手を尽くせば、患者は助かる。」

院長 「おかしな奴だ。いまだにそんな綺麗事を口にするとは…。」

キム・サブ 「まぁ、俗に言う“カッコつけてる”ってやつだな。
もう少しお洒落に言うと“浪漫”ってやつだ。(笑)」

院長 「浪漫か(苦笑)
浪漫…。そんな話に同調する医者がいると思うのか?キツいばかりで金にならん病院に、残るような医者がいると思うのか?」

キム・サブ 「俺はそう信じている。
金儲けばかり考えている奴よりも、医者としての使命を果たそうとする奴が、ずっと多いことをな。(笑)」

《浪漫保存の法則》

殆どの人はそれが存在すると知りながら関わらないようにする。
その一方で、守ってもらいたい美しい価値。
生きると言うのは、毎日新たな道を歩むこと。
望もうと望むまいと、毎日やって来る新たな現実と向き合うこと。
常に正解が見つかるわけではないけれど、それでもキム先生は僕たちにこう言う。
“俺たちがどう生きるか、何のために生きるかを、常に考え続けろ。考えることを辞めた瞬間、俺たちの浪漫も終わってしまう。分かるな?”
キム・サブの言葉だ。

(ドラマ“浪漫ドクターキム・サブ”より抜粋)
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見覚えある人

2018-07-18 13:18:41 | 日記

鈴愛(スズメ) 「あの…、大家さん。どこかでお会いしたことありましたっけ?」

光江(大家・伯母) 「あぇ?」

鈴愛 「なーんか見覚えがあって。
私、出身岐阜なんですけど、岐阜の誰かに似てるのかも知れません。ふくろう町の…。」

光江・涼次 「………。」

鈴愛 「正子さん?あ、ブッチャーのお母さん?うちのカエル?あ、うちに置いてあるカエルの置物?」

光江 「私のこと覚えてないの?」

鈴愛 「はい?」

光江 「覚えてませんか?」

鈴愛 「え…っとぉ…。」

光江 「結婚式で…。」

鈴愛 「へ?」

涼次(スズメの夫) 「鈴愛ちゃん…、僕の…伯母さんだよ…。」

森山鈴愛:永野芽郁
森山涼次:間宮祥太朗
藤村光江:キムラ緑子

(連続テレビ小説“半分、青い。より抜粋”)

おいっ!
カエルの置物?はねーだろ(*_*;

あーーもーー!!
93話突っ込みどころあり過ぎっ!

ありますよね…
見覚えあるけど誰かわからない。

名前は誤魔化せるけど、どういう関係か、何繋がりか…

居酒屋やってると、それも独りでもうじき丸9年ってーと、何年も前に来た(最長八年)って方がウジャウジャやって来ます。

一時期密に来てくれてたり、店の外で飲むとか、イベント手伝ってくれた関係なら、どれだけ会わなくても覚えてます。
(あ、待てよ…
段々出てこなくなってます。(-_-;))

だけど、一度や二度来たぐらいで名前まで分かりません。
説明されても分からないかもしれません。
バイトがいる店なら誤魔化せるんだけど、開いてる以上私が接客した訳だから言い訳つかない。

でもね、スズメみたいにハッキリ「どこかでお会いしましたっけ?」って言える神経が羨ましい。

それでもさすがに店では聞いてしまいます。嘘にも限界があるから。

だけどね、イベントで顔合わせる、どこかの飲み屋で会う、程度なら「久し振りぃ~!」程度で許してください。

私は人に記憶されやすいのです。
誤解して欲しくないのは、個性的なのは性格であって、外見は普通です。
外見を記憶されるための努力は最大限故意にしてきたからです。

加齢は置いといて…
外見が変わらないように
髪型、体型は変えない。
ビールウェア着るように
他人が覚えやすいイメージを創るんです。

「もしかして十月祭さんかな?」
ってヒント出してるんです。

歳と共に、人間は似通ってきます。
皆が肥え、皮膚はたるみ、白髪が増え、眼鏡をかけます。
最後には男女差もなくなります。
お爺さんもお婆さんも変わらないでしょ?

次に、人に記憶されるためには、一年に二回会うとして…
半年に一度、二回会うより
一週間に二回行くのです。
小賢しいけれど、関係を深めたい、覚えて欲しい大事な人には、意図的に行動するのです。

今ある姿は
自覚するにせよしないにせよ
ペルソナ(仮面)です。

気に入るか気にくわないか知りませんが
あなたの創ったペルソナです。

同じ仮面着けないと識別できません。
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家族と夫婦

2018-07-18 12:38:00 | 日記
晴(母) 「何かあったら、何でもお母ちゃんに言ってええよ。あんま、言えんこともあるやろうけど。」

鈴愛(スズメ・娘) 「別にないけど。」

晴 「お母ちゃんはいつでもおるでな。(中略)お母ちゃんはあんたのこう言う何でもない電話が嬉しい。」

鈴愛 「ほーか。」

晴 「明日から上手くやりなさいよ。」

鈴愛 「うん。」

晴 「家族と夫婦はちょっと違う。」

鈴愛(娘) 「どう違う?」

晴 「元々は他人や。生まれた時からいる家族とは違う。」

鈴愛 「うん。」

晴 「ちょっと努力が要るかもしれん。」

鈴愛 「うん。」

晴 「優しい言葉は、言った方がええ。」

鈴愛 「例えば?」

晴 「“ありがとう“とか”ごめんね“とか口に出して。」

森山鈴愛:永野芽郁
楡野晴:松雪泰子



(連続テレビ小説“半分、青い。より抜粋”)

鈴愛はとんでもない娘だとは思う。
でも、ちょこちょこ親に電話したり友達に頼ったり出来るところは、親も安心なんじゃないかな?

母に言われたことがある。
「あんたからの電話は怖い」って
相談でなく報告だから。

「お母ちゃんはあんたのこう言う何でもない電話が嬉しい。」

きっと晴さんの台詞、そのままなんだろうな。

ごめんね…
話せることなんてないや
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子供をダメにする母の愛

2018-07-18 12:15:20 | 日記
《今日の朝ドラ評》

晴(母)「あんたは高校卒業してすぐ家出てまったで、何にも教えとらんくて、涼ちゃんさんに申し訳ないわ…。」

鈴愛(スズメ・娘)「お母ちゃん…。」

晴「料理も洗濯も掃除も、よう教えたらなんだ…。」

森山鈴愛:永野芽郁
楡野晴:松雪泰子

(連続テレビ小説“半分、青い。より抜粋”)

毎度突っ込みどころ満載です。

おい、スズメ!
料理も洗濯も掃除も…って
家が食堂やってて、弟がいて、お前なーもせんかったんかっ!

つーか、晴っ!
高校までに教えとけよ!ボケ

子供の教育は小学校までにほぼ終わると思っています。
犬の躾と同じです。
能力は本人の努力で後期にも習得できますが、怠惰な習慣は絶対に治りません。

そして子供はペットではありません。てなづけて仲良くすることより独りで生きていけるスキルを身につけさせることです。

私は厳しい母との折り合いが悪く、高校出て独り暮らし始めて、一度も実家には戻っていません。
しかし躾てもらった教養と習慣は、今の生活にスゴく役に立っています。褒められることは全て親からもらったものです。
何度もあった挫折を乗り越えられたのも、厳しくされたからだと思います。

心から感謝しています。

でも…
一度くらいは、二人で一緒に買い物したり、食事したり、旅行してみたかったよ。
もうすでに、電話でさえ会話がありません。

だけどさ、母は私を何故か理解しているんだよね。

大きな病気をして死にそうになって、手術で子供が出来ない体になった若き日の私。
初めは一般の大部屋で、窓からは一番遠いドアのそば。閉所が苦手と言うのもあるけれど、産科病棟の個室に入れてくれた。壁も淡いピンクで窓も広かった。

次々入れ替わり子供を産んでは出ていくお腹の大きい女性と、別の部屋にしてくれたよね。
赤ちゃんの鳴き声が苦痛だった。
お腹の大きい女性が憎かった。

自分が努力では得られないもの持ってる人間が憎かった。

病んでいた…

二ヶ月ほどそこにいて、独りで歩けるようになった頃には、心にも少しゆとりができて、赤ちゃんが外から見られる所にも見に行けるようになった。
可愛かったけど…
やっぱり部屋で泣いた。

あれから二十余年、時がそれを誤魔化してくれちゃった。

母は、私が人に頼れないの知ってる。
悩む時も、泣くときも、独りなの知ってる。
心配しないことが私のプライドを保たせることよく知ってる。

実家にオレオレ詐欺の電話があったそうだ。泣きながら“私”がお金を無心したそうだ。
「うちの娘は泣きません」
母はそう言って電話を切った。
それでもさすがに不安になって私の携帯に電話をして来た。
午前中だったので寝ぼけてはいたが、実家から電話なんて珍しいから必死に電話をとると
「あんた大丈夫なのね?」
何を言ってるのか分からなかったが、事情を聞いて納得。

主人公の鈴愛とは家族構成が似ているのに、母の愛は逆ベクトル。

色々なんですね~
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