やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の小さな麦酒屋さんの奮闘記と、訪れた仲間たちのブログです

恩人の命日

2018-08-16 15:03:53 | 日記
昨夜の治療室。

この暑いのに
「絶対ウケないよ」って言った足湯もイマイチ。

「一般的に受け付けないよ」って言ったパイナップルのピザ(差し入れ)も反応冷ややか…

この人腕は確かなのに、一般的なウケが全くわからない。
で、絶対譲らない。

何とかしてください…┐('~`;)┌

まあ、施術されたのも全員うちの顧客なので、ひきつりながら付き合っていただきました。

そのうちうちの顧客だけでなく、彼女が他所からお客さん連れてこれるようになってくれると期待していますよ。

そんなわけで、終戦記念日でもある故人の命日は、十月祭的にはいつになくワイワイと、きっと喜んでくれているはず。

終わってから行ったカラオケ。

一夜に終結したので、今夜は店を開けていること自体経費の無駄。

テキトーに閉めて帰りますわ。

(続)若年層の結婚感

2018-08-16 12:29:42 | 日記
義経えみる 「いやぁ、悪いけど私結婚なんかまだ考えてないからね。」

母 「え?えみる、あんた結婚する気ないの?」

えみる 「うーん、いつかはしたいと思ってるけど…今は」

祖母 「バカヤロウ!」

えみる 「えっ?」

祖母 「そーんな呑気なこと言ってるとあーっと言う間にババアになっちまうんだよ!」

えみる 「私東京で仕事始めたばっかりで、ケースワーカーとしてはまだまだ未熟だけど少しだけ分かるようになってきたの。
でももっともっと人のこと、世の中のこと、もっと知りたい!人の気持ちが分かるような人間になりたい!って思うようになったの。
だからそれが分かるまでは今は仕事頑張る!」

(ドラマ“健康で文化的な最低限度の生活”より抜粋)

主人公は区役所勤務の公務員。
生活保護を受ける人たちのケースワーカーをしている。

ドラマは東京都“東区”と言う架空な街なので比較は出来ないのだけれど、今年度の町田市について調べてみた。
先ずは一般事務に関して、“大卒”と記載がある。
そして、その倍率…

応募者数 473
受験者数 303
一時合格 171
二次合格 85
最終人数は20名と発表されている。

この難関に受かったと言うことは、ある程度の学歴、知識、家庭に問題のない良家の子女なのだろうと簡単に推測できる。

そんな人が、しかも新入社員の23歳のオネーチャンが生活保護を受けるような人を担当すること自体無謀、受給者としてはもはや暴力ではないかと思うけれど…
そこを追求しても仕方ない。

高校進学のための中学
大学進学のための高校
就職するための大学
つまり全てが良い環境の職場をゴールとして努力を重ねてきたわけだ。
しかも女性の総合職枠は非常に狭い。

難関突破して、仕事の辛さを乗り越えた“遣り甲斐”というもののほんの一端を分かり始め、キャリアを積んで人として向上して行こうと決めたところ「結婚は?」
と、新たな課題を出される。

確かにしたくないわけではない。女一人で一生生きていこうとしている人は皆無に違いない。
結婚もせずに仕事一筋で年を重ね、「お局様」として会社のお荷物になるのもあまり美しくはないし、そのうちして、子供を産んで、家庭を築きたいと思うのは、親を見てきたからそれが“普通”だと認識している。

しかし、キャリアアップと恋愛や結婚が両立できないのが女の定め。
お腹に命を宿して男並みに働けるわけはない。

月のものもない、結婚しても、子供ができても、何ら体に変化のない。60過ぎても、子供を望める男と比べること自体無意味だ。

結婚したら子供
男の子生んだら女の子、女生んだら男
二人じゃ可哀想だから…
子育てに追われ、意味のわからない外野の価値観に縛られ続け、それに愛想笑いで応え続ける。

女には一生ゴールがない。