千葉県木更津市の證誠寺で今週の19日「狸まつり」が開催されます。
⇒まるごとeちば
この祭りのもとは、だれもが聞いたことのある童謡「しょうじょうじのたぬきばやし」
このお寺には、狸が化けて脅かすので住職はみんな逃げだしてしまう。
だが、ある時やってきた住職は狸が何に化けようと怖がるどころか、仲良くしようとさえするので、狸たちはとうとうおなかを鳴らして和尚を追い出そうとするが、これもまた逆に和尚は喜んで、楽しむ始末。
歌詞にもあるように「負けるな 負けるな和尚さんに 負けるな」ですからね、狸は意地となり、おなかをたたき続け、とうとう狸の親分のおなか破れて死んでしまった。
和尚は、申し訳なかったとねんごろに狸を弔った・・・という話です。
狸のプライドでしょうか。
和尚さんに何ら意図もなかったのに、狸たちは意地になって怖がらせ追い出そうとし、結果おなかが破れて死んでしまった。
あまり意地になりすぎても、だめなんですね。
木更津駅の前に、狸のオブジェがあります。
きぬ太くんと言います。
⇒GOLDEN NEWS
狸が逆さになっているので「きぬた」です。
ちょっとしゃれています。
脇に置かれた銘板にはメッセージが記されています。
⇒kate channel
~きぬ太くんのメッセージ~
「時には逆さになって見てみよう。今まで見えなかったものが見えてくるはずです。新しい発想で市民ひとりひとりがこの街を見つめ直した時、それぞれの力はささやかであっても、それは大きな力となります。自ら努力する市民のみが月(ツキ)ある街を得られるのです。さあみんなで逆さになって見てみましょう!」
逆さになるのは「時には」でいいんです。
いつもいつも逆さだと、頭に血が溜まるし、それが普通になってしまうとこれはこれで問題となりますからね。
きぬ太くん・・・・いいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます