ジューンブライド
いい響きです。
一説には、ホテルの稼働率が低い6月に合わせた策略という話もありますが
そうはいってもジューンブライドにはそれなりの歴史があります。
ローマ神話に出てくる神々の女神がJuno(ジューノ)です。
Junoは、またローマ帝国の保護者であり、女性の愛と結婚の保護者でもありました。
6月のJuneはこの女神Junoに由来しているのです。
JUNO
⇒The Feminist Bride
Junoが6月に結婚することを称えていたという話。
古代ローマの人々はあまり入浴をしなかったようです。
なぜだかはわかりませんが、年に数回する入浴は5月あるいは6月にしたそうです。
そのために体が臭くなくいい香りがするので、結婚に向いていた。
6月は最初の収穫の時なので、結婚の饗宴に豊富に食べ物があった。
6月に結婚すると、次の春に子どもが生まれ、その年の秋までには女性が体力を回復して
秋の収穫時期に十分働くことができた。
などなどの話ですが、どうでしょうか・・・・・
いずれにしても、女性の愛と結婚の女神Junoが6月を見守ってくれていることに違いはないようです。
ギリシア神話にもHera(ヘラ)という女性の保護者で愛と結婚の女神がいるのですが、どうもこちらは
嫉妬が深く、反抗的で野心家であったようで、その点でJunoと違っていたようです。
日本では、10月から11月、4月から5月が結婚式の時期として人気があります。
天候が年のなかで一番いいのでしょうね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます