日本にも奈良や鎌倉に大きな仏像がありますが、東南アジアなどにはさらに巨大なものがあります。
タイのバンコクから北へ100kmほどの中部にアーントーン県(Ang Thong Province)が位置し、そこにあるワットムアン(Wat Muang)寺院に高さ93mにもなる仏像があります。
⇒Thailand from above
地上近くにまで垂れた右手の指に触れ祈りを捧げます。
巨大な仏像のエネルギーがその指を通して注ぎ込まれるようです。
⇒Thailand from above
ワットムアン寺院は、このランドマーク的な仏像のほかにも寺院内で楽園や地獄を再現して訪れる人を楽しませています。
地獄のテーマパーク
⇒Maria & Teguh Photostory
巨大な金色の仏像は、周囲の光景からは異様に映ります。
これはやはり、多くの人に訪れてもらうためのものでしょう。
古くからある大きな仏像はそれぞれ宗教的、社会的な意味が強くあったと思うのですが、近年に作られたこうした巨大な仏像は、やはり観光のための魅力としての目的が主ではないかと思います。
しかし、それでも信仰の象徴であり、希望のシンボルとしての意味もあるでしょう。
年月とともにその意味が増してくるのでしょうか。
グーグルのストリートビュー
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