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如来 真理は曖昧の中に

2021-09-03 22:55:06 | ◇ 仏教・仏像

王族の王子として生まれながら、生きることの苦しみの解決を求めて
29歳で出家し、35歳で菩提樹の下で悟りを開いたとされお釈迦様(ゴーダマ・シッダールタ)によって仏教が始まりました。
如来は、そうして修行を完成させ、悟りを開き、真理に目覚め到達した仏の称号です。
本来、仏はもちろん開祖である釈迦(ゴーダマシッダールタ、釈尊)を指していましたが、仏教が広まるにつれ、幾つかの派ができ、真理からやってきたものとして、如来が定義されました。

如来はサンスクリット語、パーリ語のタサアガタ( tathāgata )が語源です。
タサはこのように、アガタは来たという意味。
アガタは他に、行ったという解釈もあり、このように、または、そのようにいった人、到達した人となります。
このような、そのようなという曖昧な言葉ですが、本質はなかなか言葉だけで表せるものではありませんから、かえってそのことが真理を目指すにはよかったのかもしれません。

奈良 興福寺の木造釈迦如来坐像


⇒興福寺

手の形は、仏さまからのメッセージで、印相(いんそう)といいます。
右手を上にあげ手のひらを見せています(施無畏印:せむいいん)⇒相手の怖れを取り除いています。
左手は垂れて手のひらを見せています(与願印:よがんいん)⇒相手の願いを聞き入れて満たします。

仏さまのハンドサイン | 彼岸寺

⇒彼岸寺

西方極楽浄土に住み国々、人々を無限の光で照らしてくれるとされている
京都 平等院の阿弥陀如来坐像


⇒平等院

左右の手を膝の上で合わせて、瞑想をしています。(阿弥陀定印・・・親指を合わせ人差し指を立てて輪を作っています)

東方浄瑠璃世界に住み、病を癒し、健康と長寿、豊穣など現世利益をもたらす仏
薬師如来像


⇒若狭小浜のデジタル文化財
右手は釈迦如来と同じですが、左手に薬壺を持っていますね。

宇宙そのものを指し、釈迦や菩薩も含めてあらゆる命を生み出したとされている
福島県冷泉寺の大日如来像


⇒冷泉寺

大日如来だけは、宝冠や装飾品を身につけています。
左手の人差し指を右手で握る智拳印(ちけんいん)は、知徳の世界を表す金剛界の定印です。

仏の世界には、如来のほかに
菩薩、明王、天、羅漢がいます

9月4日から半蔵門ミュージアムで「みほとけの姿―如来・菩薩・明王・天・羅漢―」の展示が始まります。
様々な仏の姿を見ることができます。


⇒半蔵門ミュージアム

仏像の世界はまだまだ奥深いものがありそうです・・・・

そこにあればなぜか心が落ち着くことがあります。
心や精神が入りますから、命が見る人によって宿るんですね・・・

 

 


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