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浄土に咲く蓮

2020-07-24 22:28:21 | ◇ 仏教・仏像

各地で蓮が見ごろを迎えています。

大阪河内長野 盛松寺(せいしょうじ)の蓮「春不老」


⇒産経フォト

蓮は7月から9月ごろに花が咲きます。
千葉県の剣見川町にある現在の東京大学総合運動場で、約2000年前の古墳が発見され、大賀一郎博士が中心となって発掘を進め、蓮の実を3粒見つけ、その中の1粒が成長し株をつけ広がったそうです。
それで、この蓮の名前を大賀ハスと呼びます。
千葉公園のオオガハスです。


⇒千葉市

大賀ハスは千葉市の花となっています。
(千葉県の花は菜の花とされています)

この大賀ハスは各地へ移植され全国に広がりました。
和歌山県有田市美濃川の大賀ハス


⇒ありだの観光情報


「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
泥の中からその汚れに染まらずに美しく清らかな花を咲かせる蓮は、
仏教において象徴的な花とされてきました。
泥を苦しみや煩悩と例えると、蓮の花は悟りを開いた境地となるわけです。

平等院 阿弥陀如来坐像
蓮華座と呼ばれる台座の上に座っています。


⇒平等院

平等院鳳凰堂を囲む池では純白の蓮が咲いているようです。
極楽浄土のイメージですね。


⇒平等院


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