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頭蓋骨に込められた思い

2019-11-02 20:58:20 | ◇ 行事

ハロウィンが終わって、翌11月1日はキリスト教では「諸聖人の日」のとなります。
仏教でいえば、仏様や高僧の方の日ということになるのでしょうか。

そして11月2日は「死者の日」と続きます。
全ての死者のために祈りをささげる日です。
特にメキシコでは、盛大なようです。

死者の日のパレード


⇒The New York Times

この日には、砂糖で作った頭蓋骨(Sugar Skulls)が供え物として飾られます。


⇒Day Of The Dead

よく見ると頭蓋骨には名前が書いてあります。
これは亡くなった人を思い出して、今ある世界に感謝しようという趣旨のようです。
そして、彼らは我々が死に至った時はそこで迎える準備をしているのだという意味もあるようです。

頭蓋骨は死のシンボルであると同時に、生きているということを思い出させるシンボルでもあるのです。

と言われても、実際は頭蓋骨を見て多くの人が不気味に思うでしょう。
これが生きていることの気づきだといわれても、なかなか日本人としては感覚的にそうはならない。
長い歴史と文化の違いからくるんでしょうね。

死者の日は仏教でいえば、施餓鬼会(せがきえ)に例えることができるかもしれません。
生きとし生けるものすべての衆生に対して救済を願い供養を行うのです。


⇒清荒神清澄寺

死者の日のパレードに比べると地味ではありますが・・・・・・
救済という言葉が仏教の独特の考えではないでしょう。

亡くなった人のために祈りを捧げたり供養を行うのは、人間のもつ動かしがたい感情なのでしょう、
生きている人間にとって、死は最も確実なものであり、最も畏れるものですから、逆に死者に対して敬意を払うのかもしれません。
そして、生きている間にやれること、できることはできる限りやっていきたいと思うのですが・・・・



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