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10月 十三夜とハンターズムーン

2021-10-16 22:55:18 | ◇ 行事

11日は十三夜と呼ばれ中秋の名月に続く月の鑑賞の日でした。
「十三夜に曇り無し」と言われているのですが、今年は台風の接近でそれどころではなかったですね。

十三夜は、京都仁和寺第一世宇多天皇が「名月」と愛で、十三夜に月の観賞会を催したことに由来していると言われています。(諸説あり)


満月ではありません。
左側が少し欠けています。
満月の一歩手前が美しい。
完成すると、そこでもう終わり。
あともう少しという時が美しい、そんな日本人独特の感覚かもしれません。

宇多天皇(867年- 931年)


⇒仁和寺

十五夜は「芋名月」といわれ、お供えは月見団子にさといもでなど
対して、十三夜は「栗名月」とか「豆名月」言われています。
秋の収穫の時期の差ですね。


海外では10月の満月をハンターズムーン(Hunter’s Moon)と呼びます。
冬の到来に備えて、狩りを行い肉を蓄える月なのです。
ただし、これは北半球の季節ですので、南半球では4月の満月がハンターズムーンとなります。


⇒Physics in My View

地球の陸地は、北半球が68%、南半球が32%
南半球は北半球の半分程度の陸地で、オーストラリア、アフリカ南部、南アメリカやニューギニア諸島などです。
人口も北半球が地球全体の90%弱と圧倒的に多く、ついつい話は北半球が中心となりやすいのですが、南半球もあるから地球は丸く存在しているのです。、


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