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「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
泥の中からその汚れに染まらずに美しく清らかな花を咲かせる蓮は、
仏教において象徴的な花とされてきました。
蓮と同じように人もまた泥水の中にいても汚されず存在し、泥水から出て花を咲かせ悟りの境地にたどり着く。
泥を苦しみや煩悩と例えると、蓮の花は悟りを開いた境地となるわけです。
伝説によれば、ブッダは生まれてすぐに7歩進み、その各ステップで蓮の花が開いたといいます。
⇒Buddhagroove
仏教と蓮の深い関係は、仏像が蓮華座と呼ばれる蓮の台座の上にあることでもよく表れています。
京都平等院の阿弥陀如来像
蓮の台座が立派です
蓮の花の色によってそれぞれの仏教的な意味が違うようです。
白・・・純粋・仏の心
赤・・・愛・思いやり
青・・・知識・智慧
ピンク・・・仏自身・悟り
簡単にはいきませんが、泥水の中にいても泥水に汚されない生き方はあるような気がします。
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