イギリスのロンドンにあるバッキンガム宮殿の前を象の大軍が行進しています。
⇒Evening Standard
これは動物保護団体エレファントファミリー(⇒ELEPHANT FAMILY)による人間と動物の共存を目的としたキャンペーンです。
バッキンガム宮殿の前でデビューしたこれらの象は、各地の公園などで展示されます。
展示物の小さい子供の象は6000ポンド、成長した大きい象は30000ポンドで販売もされます。
⇒mailonline
象の彫刻は、南インドのタミル・ナードゥ州で作られています。
⇒The Hindu
象の素材はランタナカマラという植物です。
このランタナは、熱帯地域に分布し、可愛い花を咲かせるので園芸用としても利用されています。
⇒ガーデニング花図鑑
しかし、ランタナは他の植物にとっても、また野性動物にとっても厄介な雑草種なのです。
ひとつは、その葉や根、種に毒性があり、これを食べた動物に有害なのです。
また、繁殖力が非常に強く、外来種の生き物が国産種の生物を食べつくすように、既存の植物を消滅させていきます。
ランタナを除去することはこの繁殖力で昔い面があるようです。
さらに茎には棘あり動物の動きの妨げになります。
象の彫刻の素材がランタナであることの意味はここにあります。
⇒DH
未開地や野生地を開拓すればするほど、動物の生息地は縮小し、人との距離が近くなっていきます。
今回のコロナ感染でも問題となったように、動物からのウィルス感染の確率も高くなります。
人間と動物の共存の鍵は、人間が握っています。
仮にコロナ感染が収束したとしても、また次に同じようなk事が起こる可能性があります。
人間は学ぶ必要がありますが・・・・・
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