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猫の千変万化

2019-06-20 20:57:00 | ◇ 景色

招き猫の由来は説がいろいろある中で、東京都世田谷区の豪徳寺にまつわる説が有力なようです。
豪徳寺の前を通りがかった藩主井伊直孝は、寺の飼い猫の手招きで立ち寄り休憩したことで豪雨にあわずにすみ、喜んだ井伊直孝の力で寺が栄えることになったという話です。

この由来にあやかり、豪徳寺が沿線沿いにある(豪徳寺駅は小田急線ですが)東急が「幸福の招き猫電車」を2017年秋から半年ほど運行していましたが、今年5月世田谷線運行50周年を記念して復活しました。


⇒TETSUDOU.COM

つり革も招き猫ですね。
きっちりと手がありますね。




右を上がれば金運を呼び



左を上げれば客を呼ぶ千客万来



欲張って両手を上げると・・・・・「お手上げ」でこれはだめです。
(しかし、愛嬌があります)


⇒セカバラ!

招き猫をコレクションとして集めておられる方もたくさんいらっしゃいますが
そのコレクションがミュージアムとして展示されています。


⇒招き猫ミュージアム

このミュージアムは、風呂猫スタジオの主催者である坂東寛治氏がご夫妻で集めたものが、元は群馬県にありましたが、愛知県瀬戸市の熱心な誘致によって2005年に現在の場所に移転したものです。
坂東寛治氏は写真家であり、猫に関するプロデューサーでもあります。(⇒風呂猫

海外でも招き猫は受け入れられているようですね・・・・・
海外では”Dollar Lucky Cat”となるようです。


⇒spreadshirt

狛犬がそうであるように、招き猫も猫という生き物を超えて、神様の一種ですね。
幸運をお願いする神様です。
金運が強くて世俗的なイメージがありますが、金運も大切なことの一つに違いありません。
それにしても猫は、千変万化です。
かわいくもあり、恐ろしくもあり、親しみもあれば、風来坊のようなところもあって、魅力的で身近なものです。


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