採点基準

モーグル競技ってだいぶんかわったな～。
J.L.ブラサール全盛のときなんか”ターンはしなやかに”って
感じだったけど、最近のは”全開！アグレッシブに”って感じ。
技術と道具が進化してスピードが上がってきたからだと思うんだけど
まさに自分の滑りとは別世界で、なんか違うことやってるみたい。

で、モーグルは『ターン50％、エア25％、タイム50％』ということに
なっているけど、ターンの採点基準があいまいで、
タイム＝ターン点のような感じになってきちゃってますね。
コケたり、後傾にならなきゃ、ターン点にさほど差は出ないんじゃないかな。
『タイムが出てりゃ、いいターンだったんだろ』という論法か。
いっそのこと、エアの配点を多くすればいいのに。
『エア50％、タイム30％、ターン20％』ぐらいが妥当か。

ノルディック・ジャンプも飛行姿勢とか着地とかが
採点対象になっているけど、結局のところ『遠く飛んだもの勝ち』に
なっているわけで。
モーグルも派手なエアと高速滑走で『客を沸かせたもん勝ち』に
したほうがいいと思うんだよなぁ。


トリノオリンピックでスノーボードクロスが異常に人気が出たのは
『勝ち負けが明快』ってところが大きかったと思う。
逆に最初の話題ほど...ってのは、スノーボードハーフパイプか。
採点競技って、やっぱり”そうかぁ？？”ってのが出ちゃうよね。