晩酌しようよ

【晩酌】って『大人の愉しみ』みたいな、ちょっとワクワクするような響きがあると思いませんか。今晩あたり、一杯どうです?

スーダラ社員

2009-03-18 | 随想
この大不況のご時世、私の勤め先もご多分に漏れず
やれ『残業するな』とか『年休行使しろ』とか、挙句の果てには『帰休』とか。
仕事の量は一向に減らないんですか、稼働時間はどんどん削られる。
サービス残業は、お上にも会社にも厳しく禁止されているので
しぶしぶ定時で帰る。


すると、


  夢に見たようなパァ~ラダイス!


日も伸びたこともあり、明るいうちに家に帰れることの楽しさったらない。
そういえば入社当時は毎日定時帰りで、17:30前には居酒屋で乾杯してたっけ。
なんか、ちょっと甘酸っぱく懐かすぃ、夕暮れ時の帰り道w




...でね、肝心のお仕事ですが、不思議なことに、
これがまた、思ったよりも全然影響ねぇでやんの。
ってか、ぜんぜん無いよ(笑
今までやってきたことは何だったの?なんてね。
私の仕事って、こんなに少なかったんだーって実感。

そりゃ確かに時間でしか解決できない仕事も多々あるけど
余分な仕事(もちろんそれまでは余分と思ったことなんて無かったけど)を
どんどん先送りしていったりすると、けっこう何とかなってます。



私個人のことで日本を語って申し訳ないけど

 『日本は工場の生産性は世界一だが、事務職の生産性は最低に近い』

っていう言葉、なんとなく頷けるなー。
残業することが当り前になっていて、定時内に終わらせる努力を全くしない。
上司が残っているからなんとなく帰りづらい、とか。

最初は慣れない仕事で時間もたくさんかかるだろうけど、
慣れてきて短時間で出来るようになってくると、
浮いた時間は短縮の方じゃなく、別の仕事をこなす方に使う。
この”別な仕事”ってぇのがクセモノで、本当に必要な仕事かどうか
グレーなことが多い(ように思う)。


たとえば、だ。
極端な言い方だが、『○○日、Aさんの送別会だから定時アガリで会場集合ね』と
いわれて、ちゃんと出席できる人は毎日定時で帰れる。
そう断言できるね。

とにかくこの時間までに終わりにする、この後は無い!って強く意識すると
集中力が出てきて効率が上がるみたい。



まあこれは全く内勤の私がいう話で、営業マンは定時内は外回りと電話応対、
定時後やっと自分の時間になって、溜まった事務処理を片付ける、
っていう人も多くて、そういう方は直接的には当てはまらないかも。

でも、それはその会社の仕事のやり方がどっかズレていることが多くて
トップの鶴の一声でガラッと改善されちゃったりするから不思議だ。
たとえば、『残業は上司が命令したもの以外認めない』って宣言するとか。
これは表向きの就業規則や雇用契約では当り前なんだけど
実際に『残業してこの仕事をやってけ』と命令されてるサラリーマン、
いるかねぇ?
自発的に、というか諦め的に”ああ、残業で片付けるか”って
感じじゃあないでしょうか。
つまり、やっぱり”終わらせる”って意識づけの問題だったりして。









まあ、なんやかんやと私ごときが言ったって説得力はないんですが、
これだけはいえる。



   明るいうちに家に帰って飲むビールは最高だ!!
   そのためにだけ、早く帰る価値はある、と。

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