『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

「スマホ貸して~」の後の幸せな時間

2019年07月08日 | 中学生と育つ
中学生になってからと言うもの。
身体も重くなり、ろくに手伝いもせず、
エラソーな口調、めんどくさそーな態度で、
日に日に思春期っぽくなってきた子ども(^^)。

昨夜も、突然、私が寝ているというのに
「スマホ貸してー」と無遠慮に起こしに来ました。
あー迷惑。眠いのにー。

「もう遅いからアナタも寝たら?」と言いかけて、
あれ?と横を見たら、子どもが
「今日、七夕やし星見よーや」と、
だるそうに窓から夜空を眺めていました。

どれが織り姫で彦星かわからなかったので、
星座アプリで確認したかったようです。
「うーん、どれやろー。
織姫と彦星って、何て名前やったっけー」

なんとなく、今年は七夕の笹も用意せず、
紙でつくった笹飾りと短冊を壁に貼っただけだったので、
「じゃあ、外に出て星見てみよっか~」と提案。
夫も誘って、玄関から空を見上げてみました。

いくつか見える大きい星と、
スマホの星座アプリを見比べながら、
「確か“デブのアンタ留守”やったっけなー?」
(デネブとアンタレスと言いたかった? 正解はアルタイルとベガ)
などと、美しくないゴロ合わせをつぶやきながら、
「青い目玉のさそり〜、広げたワシの翼〜」と
鼻歌混じりに空を見ていました。

思春期の娘と外に出て、
家族でのんびり夜空を眺めるという
近年まれに見るプレゼント時間が持てました。
特にとーちゃんは大喜び(^^)。

中学生のふてぶてしい皮に目をくらまされがちだけど、
内面では年齢なりのイキイキした進化を遂げているのだ、
生意気な態度の中で、美しいものや確かなものを求めてるんだ、
ということを、眩しく感じた出来事でした。


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