陰陽師新井健一郎のblog
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女性より一本の電話が入った。
何でも、マンション経営をしているそうだ・・・
七世帯中、六世帯がここに来て空室状態になってしまったらしい。一度見に来てほしいとの事だった・・・
早速翌日その場所に行って本人とお会いした。稲荷が祟っているそれに不動明王が怒りしんとうになっている。
貴方の家で稲荷信仰してた人がいるでしょうと聞いたところ確かにいましたと言う事だ。
又、不動明王は誰が信仰しているのですか?と尋ねたらこの家の夫婦達だった。・・・
又、この家も魔界に入っている・・・先祖達もだ魔界は、本人たちが引き起こしたものでは無い。・・・たぶん先代だろう
稲荷も駄目にしている・・・それに、このマンションは、魔道が開いている・・・この様な事で、この家及びこの家の者達に霊的障害を起こしている
魔道とは
魔物達が出入りする道の様なもので、他の点在する魔界とネットワークされている。
それにしてもこのマンション、一般的に見て場違いな所に建っているグレードが高すぎる賃貸マンションだ。
普通賃貸物を建築する場合は、その土地の立地環境に適したグレードの物で、経営するものだ。
早く言えば、建築しようとする場所の賃料相場を調査することから始める。何DKが主流で一世帯当たり何平方メートルなのか、平米当たりいくらなら貸せるのか
そこから何世帯造るのか、それにより建物をいくらで造らなければ採算がとれるかとれないか検討して、建物のグレードを決めるのが普通だがここの場合、本人達のこだわりで建てられている。
こだわって造ってしまった後に、かかった費用に見合った賃料を算出しても借手は少なくなって来る。
これが、湘南の海が一望できて駅にもそう遠く無い立地環境であれば話は、変わって来るのだが。
本人には、霊的障害は何とか出来ますがそれを排除してもすぐには全室決まるか分からない事を告げ、除霊パックで依頼された。