伽耶院 神戸層 氷結
節分に備中高松城址を見に行きました。危うく最上稲荷の大渋滞につかまるところでした。
もちろん、秀吉の水攻めを見に行ったわけですけども、経緯、背景がよくわかりません。
一度行ったことはあるんですけど、再度三木城を目指してみます。
途上、伽耶院に寄ってみます。
伽耶院です。片田舎の一寺院ですが、過去においてそうでなかったことは一目瞭然です。
一個の岩ではありません。この周辺の地盤がドスン!と落ちた痕跡です。
思いもかけず透水層から染み出す地下水の氷結を見ました。
寒いですが、水が固体であり続けるには気温上昇しています。ドスン! ドサッ! という音が響いています。
暖かかった昨日以前、どんなに成長したんでしょうか・・?
古くなって傷んでいます。しかし、風格・・というんですかね、失っていません。
こちらは生活感があります。庫裡とか居住空間ですかね。
節分を過ぎました。なのに今年は随分とご活躍です。
日差しがあって今日はいい日です。ちら見しただけでまたねむねむです。
あ~あ・・ これゲス不倫じゃん。違う木どうしがくっついてしまっています。
ケヤキです。
裏を見ます。
きつつきの巣・・?
これを見て裏を見てみたんです。タネ明かしが欲しかったにゃ~ 何を見せたかったのかわかりましぇ~ん・・・!
・・~んなばかな・・ はい、ばちあたり~ 真相は紅葉の映りこみなんじゃないかな・・?
平昌五輪・・記念ということでもないでしょうけどコチンコチン!
こちらの入山料はとんでもなく高いです。
財布が豊かだからということで払えるものではありません。
これを受け入れる ”こころ” が必要なんですね。
なんにゃん? このねこちゃんたち・・・
おみくじらしいです。 お札とかもあります。 お布施は賽銭箱に入れといて・・
大きなもみの木です。頭の方が無いそうです。
教科書的な三間社流造ですね。
こけらと懸魚。
虹梁と木鼻、組物。
彩色の残る蟇股。
社殿背面。早い時間だったらここも氷結があったかもしれません。
美しい多宝塔です。ただ、傷みは見えます・・・
いのち
・・あ~・・ 強い風がいたずらしてますね。
元に戻します。草10本まけてね~!
中国攻めに関して伽耶院のことは目にしていません。しかし、三木城とほど近いです。必然かな・・・
本堂前の大もみです。頭の部分がありません。自らが避雷針となって堂塔を守ったんですね・・・
門の直前面です。崩落を起こしたんですね。生成時には硬い岩盤だったでしょうが時が過ぎました。
阿形吽形とも穏やかな表情です。
檀家さんの法要だったんですね。
送ってきた人との会話が聞き耳を立てるでなく聞こえてきます。
”もう○○おばあちゃんの○○年忌には行けんな・・”
”そんなこと言わないで絶対来てくださいよ・・!”
いなかのお寺さんは暖かいですね。
ただ、お坊さんも階段を上る足が重いです・・・
三木城は目前ですが、寄らずに帰ります。