
さあ、これから、人間オセロゲームをはじめます。
畳の上に派手にばらまかれたB5くらいの裏表

紅白のカード。

40枚くらいはあるだろうか。
それを今、呼ばれた人たち2人2組で

制限時間以内にひっくり返すのだ。指示された色に。時間は一分間くらいかな。でもとっても長く感じる。
赤ちゃんのように四つんばいになり

必死で手足を駆使してカードを自分たちの色にひっくり返すのだが、

相手も必死。三つどもえ四つどもえとなって、しまいには腹ばいになって手足を広げ、自分色のカードを相手にさわらせないように押さえ込む始末。
ピーッと笛が鳴ったときには、笑いと息切れで頭にアドレナリンがばらまかれたのかひじょーにエキサイト。頭んなかはしばらく、ガハッ・ガハッ・ガハッ

していた。
まさにわが年忘れのハチャメチャ忘年かい。
家に帰ってから、ちょうど、集まった近所の人たちに、試してもらおうと、急いで画用紙に色紙貼ってカードを作る。そして、突然、立ち上がり提案する。「人間オセロゲームをしませんか?」
結果は?おっちゃんおばちゃん

興奮のるつぼでした。暗い年の瀬だけれど、ちょっとでもみんなとガハハハ

と笑えてよかったなあ。また明日から頑張っていこう。ちょっと畳は傷ついている

かもしれない。摩擦がすごいのだ。