野ざらしの狼

旅や身近な事を綴る雑ブログ

四点目の曜変天目茶碗 考

2016-12-26 12:00:13 | 趣味
4/29にアップした世界で3点しか現存しない曜変天目茶碗

戦国時代4点あった内、最も美しく、天下一の茶碗と言われた曜変天目茶碗は、所有していた織田信長公と共に、京都本能寺で焼失と記していました

12/21の新聞で4点目が発見され、徳島のラーメン店主がなんでも鑑定団に持ち込み発見されたとのこと


その記事がこれ


中島先生が鑑定して2500万円の価値だとか

大名物とされる曜変天目茶碗
戦国時代、一国に匹敵する価値があったとされる名物の茶碗が、家1軒分の価値とは
うーむ????

ちなみにこちらは現存するなかで最高峰とされる国宝の稲葉天目
価値としては10億は下らないと言われる逸品


曜変天目茶碗は12〜13世紀、中国の宋時代に焼かれ、僧が持ち帰ったとされ、瑠璃色又は虹色の発色があるものとされるそう
あ、そう
へー、そうなんだ

新発見の茶碗は、新聞のカラー印刷を見た限りの上だが、瑠璃色又は虹色は確認出来ない

ほんまに曜変天目なのか?
曜変天目の次にランクされるのが、油滴天目と呼ばれるもの

こちらは重文ですが薄っすらと虹色がかかっている、それでも油滴です


新発見の茶碗は信長の所有していた物なのか?
三好長慶の子孫から買い入れたとの事であるが、織田信長の前に天下人に最も近かった武将であり、それなりの大名物を所有していたとしてもおかしくは有りませんが、時系列と物からいっても信長のモノとは違いますわな

曜変天目なら時の大名物とされ、何かの記述が残っていても良いのではと思ってしまうのでが・・・
ピカソの絵とかも何億とかで取り引きされているのに、本物なら国宝となる曜変天目茶碗が2500万円とは

ちなみに所有者のラーメン店は徳島ラーメンの巽屋さんとのこと

徳島に行ったら食べてこよう
ついでに茶碗を見せて貰えれば言うことなしですがね
徳島ラーメンの濃い茶色のやつが曜変天目茶碗に盛ってあったりして^_^
バイビ