野ざらしの狼

旅や身近な事を綴る雑ブログ

日本縦断鉄道旅 前編5/5

2024-03-29 22:45:00 | 旅行
 浜田の朝は荒れたまま。
ホテルを出て数秒で、折り畳み傘はパラボラアンテナに変形😱
 しかしJR西日本、山陰地区は遅延運休のお知らせは無い👌
 よっしゃ最終日だ、しっかり楽しもう😸

 ホームの待合室で列車を待っていると、中国人の夫婦が、不安そうな様子なので、声をかけた。
 身振り手ぶりで何処に行くか尋ねると、イーモとのこと。出雲ね。
 列車が入線してきた時に、再度声を掛けて案内したが、乗り込んで暫くすると男性だけ前の車両に行ってしまい、出雲のすぐ手前まで帰ってこなかった。


  乗客が少なくガラガラなので、暖房の前で半たたみした傘をブラブラさせて乾かし候
 この路線もJRが発表した課題認識路線。そもそも絶対的に沿線の人口が少なく、地方都市の前後数駅しか乗降が無いのである。日々の乗客を増やすのは無理なので、沿線の皆さんは特急と山陽新幹線を使って西日本管内の旅行にせっせと行くか、国が補助するかしないと路線を守れない。


 出雲駅39分の乗換待ちで、出雲釜揚げ手打ちそば930円を急いで食す





  最終区間で人との接触事故により6分遅れで発車するも、浜坂駅で定時運行に挽回

 日没の余部橋梁からの荒るる日本海


 定刻に豊岡駅に到着し無事に帰宅

今回の旅のまとめ

⭕️自宅から枕崎まで1.5日間
鉄道 285.8㌔
フェリー 495㌔
バス 45.5㌔
小計 826.3㌔

⭕️枕崎から豊岡まで3.5日間
鉄道 1,094.3㌔

⭕️前編総移動距離 1,920.6

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日本縦断鉄道旅 前編4/5

2024-03-29 14:07:00 | 旅行
 早朝の小倉駅を立ち、関門トンネルを抜けると本州



  山陰本線は、小串から先が被災で運行休止のため、山陽本線と山口線を経由して益田から山陰線へ向かう。


  山口の同じホームにトワイライトエクスプレス瑞風が入線
 普通列車の対極に鎮座する列車だな。同時に冒険とも対極をなすな。




  益田で乗り換えの待ち時間が1時間あり、ちょうどお昼時と重なったので、駅ロータリー前の大阪大将へ行き、半チャンラーメンセットを食す。




  本日の目的地、浜田に到着
 駅前には石見神楽のカラクリ大時計があり、深夜早朝以外の毎正時に大蛇やお囃子が動き出す。
 15時の稼働を動画でおさめ、ホテルへ。

  本日の宿、ワシントンホテル


 夕食は近くの居酒屋たこじろうで、鉄板焼肉びっくり焼きを食す。


 夕方から雨が本降りになり、天気は荒れ模様になった。
 明日の運行状況に不安が残る。

 日本縦断鉄道旅 前編5/5に続く



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日本縦断鉄道旅 枕崎⇔稚内 前編3/5

2024-03-29 07:00:00 | 旅行
 深夜の延岡は雨
 ジョイフルまで200mぐらいか。
 小さな折り畳み傘をさして歩く。
 流石に0時前、ひっそりとしている。
 階段を上がって店内へ入り、携帯の充電ができる席に案内してもらう。
 ペッパーハンバーグとナスのミートスパゲッティとセットドリンクとチョコレートケーキをオーダー。
 外は大雨になってきた。
 しかし、夜中のファミレスは酔っぱらいがうるさいな。
 アホな内容を大声で話しながら結構重いもんを食ってんな。
 我慢の限界、3時過ぎに降りが弱まったところを見計らい退散じゃ。

 行くとこ無いので、延岡駅に戻り、駅舎を改めて見てみると、コンクリ打ちっぱなしの梁と柱をダイナミックに見せておりカッコええ。
 ウインドウ越しによく見ると、数々の建築賞を受賞している。

  その前で、うつらうつらしながらベンチに座っていると、5時過ぎの宮崎方面行き特急に乗る人がゾロゾロ来始め眠気も飛んだな。
 5時になると待合室が開く。
 中に入ると旅に関する書籍が蔵書してあり、何冊かパラパラ読んだ。
 東海道を歩くやつとか気になるな。
 奥の細道もいい。
 おっと、ホームに行かなきゃ、入線の時間だ。

 延岡発の普通列車は、特急車両を使用し先頭車両だけの開放だ。
 少し得した気分で出発。
 先頭右座席に座ったのでコンセントがあり、携帯充電もできたぞ。






  中津で駅の外に出てみると、福沢諭吉翁の銅像があり、翁の出身地で万札も35周年とある。
 今の万札が人生半分以上の付き合いだったとはねぇ。
 昭和の聖徳太子の印象が強くて。

 ホームに戻り、日本一長いハモの椅子って...




昼過ぎに小倉駅に到着


  駅の立ち食い店、玄海うどんでこれまたごぼううどんを食う。
 トッピングのかしわと、ごぼうの天ぷらと、出汁が合わさりうまいねぇ。




  コインロッカーにバックを預け、身軽になって小糠雨降る小倉城見学

  鉄筋コンクリートのお城は、いろいろな仕掛けの展示物が充実してる。
 勿論、現存する国宝天守閣も素晴らしいが、こちらの方が楽しめる。


  泊まったホテルの1階にある中華料理店で夕食
 このセットは1,480円で、この後チャーハンを追加
 食い過ぎで反省

日本縦断鉄道旅 前編4/5に続く















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日本縦断鉄道旅 枕崎⇔稚内 前編2/5

2024-03-28 15:21:00 | 旅行
 宮崎カーフェリーは定刻の8時40分に宮崎港に接岸


  バスに乗って宮崎駅へ。
 ほぼ満員である。
 途中にバイク本土一周の時に昼飯を食べたラーメン店が見えた。
 懐かしいのう。


  宮崎駅に到着し、鹿児島中央までの乗車券と特急券を購入
 18切符では特急に乗れないので、乗る場合には乗車券も購入する必要が有るのだ。4,230円

 駅の商業施設にうどん屋さんを発見
 昼にゃ早いが、食える所で食っとこ。


 麺も程よく噛みごたえがある。
 牛蒡のかき揚げが出汁と合わさって、宮崎のうどんも美味しいな。

 特急きりしま7号自由席に乗車
 普通列車で行くと指宿か枕崎泊まりになるのでワープ。


  鹿児島中央からは18切符でバスの乗り換えに便利そうな谷山駅へ。

 ここから枕崎まで鹿児島交通の特急バスに乗車
 普通の路線バス車両で、高速道路にも乗らずに(法令上乗れない)枕崎まで1,370円
  途中、坂ノ上というバス停があった。
 坂ノ上といえば町中華で飲ろうぜ伝道師の坂ノ上茜ちゃん、番組卒業らしいな。残念。

 定刻から15分ほど遅れてバスは枕崎駅前に到着
 いよいよここから鉄道旅の始まり。
 俺はやるぞー的な感情が湧き上がるが、やる事はただ各駅停車を乗り継いで行くだけなので、言うほどたいしたことでは無い。どこで食べるか飯の心配をするだけなのだ。

 開聞岳を見るのは3度目
列車から見た開聞岳は濃い雲を頂きに頂いていた^_^


  鹿児島中央に再び着く頃には、辺りもすっかり暗くなっていた。
 家路に着く人に混じって、旅人は無言で車窓の人となる。
 ここから宮崎迄は来た道の折り返し。



  夜汽車を乗り継ぎ、延岡駅に到着
 今日はこの先列車は無い。
 明日の始発を逃せば夜の8時台まで延岡を出る普通列車は無い。
 この時間帯でホテルにチェックインできるのだろうか❓出来たとしても風呂入って寝るのは1時過ぎで5時には起きて準備をしなければならない。
 寝坊すればもう一泊して翌日の始発に乗るか、志を曲げて特急に乗るかしか道は残されていない。
 ネットカフェも漫画喫茶も無い。
 待合室も朝5時にならないと開かない。
 腹減ったし、ジョイフルにお世話になるか。


前編3/5に続く




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日本縦断鉄道旅 枕崎⇔稚内 前編1/5

2024-03-27 23:15:00 | 旅行
 令和5年4月からバイクで本土を一周して、枕崎駅と稚内駅には立ち寄ったのだが、やはり鉄道を使って縦断しなければ、最南端と最北端の駅を旅したとは言えないと思い、この旅を始める事にした。

 青春18切符を活用し、60才のちょっとした冒険を試みる。

 先ずはこの春に枕崎に行き、そこから自宅のある兵庫までを鉄道のみで走破し、夏には稚内から残りを鉄旅する2クール形式としよう。

 第1クールは、あわよくば桜前線と共に移動できるのではとら思い、お彼岸のお勤めをした後、3月22日に決行した。

 フェリーの都合上、午後からの出発








 三ノ宮駅からまっすぐ海側に歩くこと20分でフェリーターミナルに到着
 待合室で大相撲の中入後後半戦を見て18時前に乗船


  部屋はドミトリータイプ
  起きて半畳寝て一畳
  すぐさまお風呂に入って、レストランの開店を待つ。


  18:30に船内のレストランがオープン
 バイキングで1,800円
  カロリーとアルコールに制限が掛けられているので、この程度に止める

  定刻の19:10に予定通りに出航
明石海峡大橋を右に、紀伊水道を抜け、四国沖から宮崎港に向かう。


  第一日目は終了 次回2/5へ続く






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