千葉市動物公園へ行った。
レッサーパンダの風太くんは立たずに這い回っていた。
見物している人々の期待はやはり立ち姿で、
日よけの小屋や置いてある板に前足を掛けて登るたび
「立った立った立った!」
"立ったに違いない"と自らを言い聞かせるかのように
声をあげる人が少なくなかった。
ちなみに奥さんは育児休暇。
6月に生まれた二匹の子供もデビュー前。
風太は大事にされているのか、展示時間内でも飼育小屋と
展示場所を自由に行き来させてもらえており、
タイミングが合わないと見ることができないようだ。
(チンパンジーもゴリラも暑くて室内への扉の前で
奥へ帰りたいような素振りを見せていたが叶わず。
やはり風太は特別なのかもしれない)
ハシビロコウをじっくり観察。
最初に、この鳥はあまり動かないという話を聞いていた。
上野動物園でもそうだったが、ここのハシビロコウも結構動いていた。
残念なのは、愛嬌のある(というか無いというか)鳥にもかかわらず、
名前がついていないことだ。
本当はあるのかもしれないが、プレートにそれを見つけることが
できなかった。
この鳥のファンも多いとのことなので、
ぜひ名前が知りたいと(無ければつけていただければよいな)思う。
暑過ぎない日に思い切って行ってみてよかった。