『オズと秘密の愛』 ハルト編とチカゲ編を聴きました

オズと秘密の愛とは（公式サイト内）（すぐ音が出ます！）

公式サイト・トップ(音にご注意ください）


ドラマCDという媒体に様々な仕掛けをして
何倍も楽しめるように、という
作り手の思いが伝わる作品です。

それゆえにドラマ、読み物に
ボリュームがあります。

枚数は２枚ずつ。
文章も多く、ケース外側のジャケットに
スペシャルショートストーリーと４コマ漫画が、
内側の小冊子にOZの説明・あらすじ・キャラクター紹介が
書かれています。

封筒が入っているので、
聴いた後に封を開ける（鍵を開ける）と
オズとは違う世界のキャラの物語を知ることが
できます。リーフレット数枚。

QRコードを読み取って公式サイトへ行くと、
本編中の秘密の書いてあるページへジャンプします。
（QRコードを読まなくても公式の
ショートストーリーのページでも
読むことが可能です）



ここからすこ～し内容にも触れます。
ひとことだけ感想を。


第一弾はハルト編（CV.平川大輔さん）

自分には心がないと思っていて
キツイ言葉を投げてしまうのは
そのせいだと思っているハルト。

主人公とのかかわりによって
変化していく様子が聴きどころです。

平川さんの泣きの演技に
もっていかれました。
涙しました。

えっ！！
これから、ずっと一緒なんじゃなかったの？！
そして、畳みかけるように
あのオーケストラですよ。

このシリーズ、
一枚目だけを、と思っていたのですが、
聴き終えてすぐ、
二枚目を予約しちゃったじゃないか！（苦笑）


第二弾はチカゲ編（CV.近藤 隆さん）

チカゲはハルトの兄。
オズの世界では別に住んでいます。
何でも卒なくこなしてしまうので
達成感を得たことがなく、
何を目標に生きていいかわからないチカゲ。
生活のためにマジシャンをしています。

飼っているうさぎのうーたんに
話しかける時のトロけた口調が
あまりにも急変したものだったので
笑ってしまいました。

こちらも最後に
近藤さんの泣きの演技きた！
もらってしまいました。ぐしっ。


どちらのCDも、
ちょっと物悲しいような、
でも、考えようによっては
ハルト、チカゲから不変の気持ちを
受け取ったのだから幸せだとも思うし…
ちょうどいい塩梅で
感情が揺さぶられ
満足感がありました。