自分にあったチャコを求めて彷徨っています。
むか~~~しむかし、クロバー社のチャコペル短3本セットを使っていました。腕の悪さもあったのでしょうが、あまりいい記憶がありません。細く描けないし、芯がすぐ折れるし、落ちないし… そのため、鉛筆型のチャコには良いイメージを持っていませんでした。
そんなことを思ってか思わずか、手芸屋さんで何気なくチャコペルを見ていましたら、ふと「水溶性」の文字が目に留まりました。
す、水溶性ですとぉ
いや、待て待て! 前の鉛筆型は、イマイチ(過ぎた)ではないか!! 同じメーカーだし、またダメかもしれない!
でもでも、昔の経験を生かして、今度は鉛筆型でもうまく扱えるかもしれないではないか!!
そんな自問自答を一瞬だけして、とりあえず1本買いました。家に帰って、早速試してみました。なんといっても、本当に水で消えるかどうかを確かめたかったのです。
ちゃんと消えました。まずは第一関門クリア!
消えることを確認したので、残りの2色を買いました。すべて確認しましたが、全色、ちゃんと水で消えます。よかったです。
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次は、どんな生地に使えるのか、細く描けるのか、発色の加減はどうか、芯の持ちはどうか、などなど、知りたいことはいっぱいです。でも、こういうことって実際に使ってみないとわからないことが多いです。
私の感想です。
①一応、水で消える。但し、水で濡らせばよいのではなく、濡らした生地で拭く必要がある。仕上がった後、水の中で生地と生地が擦れ合えば落ちる。
②削り方によっては細く描ける。但し、芯が柔らかいので、細く描き続けたい場合は、常に削り続ける必要がある。
③上記の続きですが、芯が柔らかいので、消費スピードが速い。おまけにそんなに安くはない。
④ハッキリ描きたい場合、それなりに力を入れなければならない。優しく描くと、後で見返した時、印が分からない。
⑤上記の続きになりますが、力を入れることを考えると、生地を選ぶ必要がある。(私はダブルガーゼやニット生地には使いません)
⑥点は描けるが分かりにくい。やはり十字にするか、違う印付けを使うことになる。
⑦削り加減を工夫する必要があるため、カッターで削る方が便利。(必ずとは言いませんが、3色セットより、単品の3本買いの方が安いです。これは、削り器の有無に因るものだと思います)
「サッと使えて、いざとなったら消せる」安心感があるので、使いやすいのですが、万能というわけにはいかないです。