ゆっくりのんびりお裁縫をしています。
現在、夫のスーツのスラックスのお直し中です。詳しくはこちら
もともと、裾の擦り切れで始まったお直しですが、仕上げ直前で、脇線の縫い目にトラブルを発見しました。詳しくはこちら
スーツスラックスの縫い線を解いて、縫い直しをするの?
ド素人の私が??
ウール生地を縫うのも今回が初めてだというのに???
怖いよ~~!
と思うものの、仕方ないので、始めます。手順は
- ロックと縫い線を解く
- アイロンをかけて、縫い線に沿った折れ線を何となく消す
- 新しい縫い線を描く
- 縫いあげ、アイロンで割る(で、確認)
- 生地端にロックをかける
都度都度写真を撮っている余裕はありませんでした。ご了承ください。
①まず、ロック解きですが、アラフィフには糸と生地の見分けが難しく、難儀しました。が、何とかしました!
縫い線の解きです。間違ったものを切らないように、生地を伸ばさないように、気を付けて最低限の解きで済むよう、慎重に行いました。よしよし、ここまでで、と思って糸を留めようとしましたら、スルスルっと更に解けていきました。え?え?と思って、よく見てみたら、チェーンステッチでした。
縫い代を割る部分に、インターロック?
な訳ありません。ウールだからロック系で仕上げたのかしら?とも思うのですが、よくわかりません。とにかくチェーンステッチと分かったので、それ用に留めました。
②の消すレベルですが、プロなら完全に消してよいのでしょうが、何かあった時の参考にしたいので、「よく見たらわかる」レベルには残しておきたかったので、気を付けてアイロンをかけました。
③いくつかの写真を挙げてありますのでお分かりかと思いますが、ストライプが入っています。これが直線になるように気を付けて生地を置いて、新しい縫い線を決めます。生地がすぐ歪みますし伸びますので、気を付けました。
決めた縫い線をどうしよう?と考えました。生地はくにゃくにゃするから真っすぐをキープするのは難しい。生地端からの距離は一定ではないので、そこは利用できない。
描くしかない!
ということで、チャコの登場です。本当にその線の上を縫うので、ロウチャコを選びました。
④さぁ縫います! いろいろ考えて、返し縫いはしないことにしました。1度縫い直しましたが、何とかなりました。簡単に当てて、大丈夫そうなことを確認してから、アイロンで割ります。最終確認します。
よし、何とかなった!
⑤で、仕上げのロックです。これで撓んだらシャレにならない! ということで、割った縫い代を手縫いで仮留めしました。糸は90番、他の部分を見て、3本糸のロックにしました。
ふ~~~っ 出来た…
でも、片脚だけ直して大丈夫だろうか…