日本に要るのは自然林であって人工林じゃないんじゃないの?

2012-02-20 19:12:23 | 自然と環境のこと
ちょろ~と鹿問題を検索していたら、もう底なし泥沼にはまりそうな気配でした…。どうしましょう。

先日たずねた友人が環境の仕事とは 

「100年先に自然環境を残す仕事」

と言っていたのが印象的でした。 素晴らしい!やりがいのある仕事です!

じゃ 「今 鹿が増えて困っているのは 100年前の公務員がサボっていたのか?」(^^;)

というのがわたしの素朴な疑問として起こったわけですが…

んまぁあながち間違いではないかもしれません。

鹿が増えてしまった原因として考えられること、それは利益が伸びるには売れる量が増えるか
コスト削減するか二つの方向性しかないのと同じで、二つの理由しかありません。

①より死ななくなった
②より生まれやすくなった

戦後の日本の人口増はベビーブームだけでなく、医療の高度化で死ななくなったのも一因ですよね。

鹿の鹿口増(?)だって同じこと。

しかし、鹿が死ななくなったのは、動物愛護?から見る限り、まぁ鹿天国ってわけで鹿は愛護されている
方向性なわけですねぇ。 今は鹿全盛期ナノダ。

で 鹿君の天敵とは言えば、ニホンオオカミ君。 ニホンオオカミ君は今からおよそ100 年前
1905年に絶滅したらしい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%9F

うーん。100年前のお役人が仕事をサボったからっていうのはあながち間違いではないのかも?(--;)

平野虎丸氏のサイトを今日はずっと読んでいましたが、日本の行政では自然保護というのは木を植える
ことらしい。植林、つまりそれって林業ではないか? 

えっっ???

自然保護って人の手をいれないことだよね? っていわゆる世界自然遺産ってそういう話だったのでは?

なんだかものすごーく基本的なところでボディーブローを喰らったような、え?そこから?な
話のような気がする日本の森林保護の世界なのでした…

確かにこんな山奥にまでというところにだって植林されていますもんね。山梨ではカラマツですが、
上高地のカラマツだって植林だよね。

要するに花粉症は厚生労働省の管轄ではなく、林野庁の管轄だね(笑)
ちゃんと負の遺産も回収してほしいデッス!

日本では林業は廃れて誰も間伐する人が無い森は放置されています。 

それなら森を自然に帰してあげたらいいのでは?どうせ誰も手をいれないのならば、原野に戻してしまうのがいいのかも? それは問題ではなく、むしろ豊かさを回復していくことなのかも?

針葉樹→広葉樹な森を見たいものです。 

花粉症もツライですし、杉とかヒノキとか、もう植えなくていいですから~!!

ここには 林業の経緯が。これが客観的事実化はともかくへぇと参考になります。
安曇野の自然が美しいサイト。しれっと林業バブルらしい。

山梨県の植林のこと。

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