ゲストハウス ｖｓ シェア

ひつじ不動産でシェアについての統計情報が出ていると昨日案内の
おじさんが教えてくれたので、ちょっと見てみました。
http://www.hituji-report.jp/

けど気になったのですが、ゲストハウスとシェアでは違いますよね？

ゲストハウスというのは１日～数ヶ月の短期的住まいでよりホテルに近い、
そうですね、ユースホステルのような感じと思います。要するにバックパッカーロッジ。

シェアというのは通常はファミリーで住む一軒家を複数の人で住むことですよね？

ゲストハウスとシェアがごっちゃになっている印象を受けました。

■　海外の事情

私は海外で暮らしたときは、

１）ホームステイ（といっても住み込みベビーシッター）
２）シェア
３）サブレット
４）アパート

に暮らしました。１）は昔風の下宿です。食費も光熱費も込み。
家族の一員として暮らす。　私はベビーシッターという役割でしたが
子供を見ている間に食事を作ったり、一緒に買い物言ったり、遊びに行くのに
送ってあげたり、お姉ちゃん役って感じで普段の私どおりなので何の苦痛もありませんでしたが
人の世話を焼くことが嫌いな人だとこういうのはつらいのかもしれません。

２）はアメリカではごく普通。大体、日本風のワンルームマンションみたいな非効率的で
計画性のない住まい方、西洋人は嫌いなのでしょう。そもそもそういう物件がないから
一人身の人はコンドミニアムなどでっかい家を自分で借りれる収入があるか、
人と一緒に暮らすかで、貧乏学生は当然後者です。

アメリカではシェアメイトは登録サイトや新聞、掲示板など・・・アメリカは日本より
掲示する場所が多い印象を受けました。大学のブルテンボード、スーパー、ランドロマット
日本町・・・生活する場で良く目にするものをピッと拾ってきて電話かけて、合いに行って
気に入ったら引越し。

最悪に迷惑なルームメイトは中国人でした。何しろくさい。汚い。ついでに自己主張が強い。
怒りっぽい。　その代わり、料理がうまい。私は靴などを盗まれたことがあります。意地汚いな～
人がはいた靴履きたい？私はやだなぁ。


３）は、休暇などで出かけている間、自宅を人に貸すもの。向こうはバケーションが長いのです。
その間家を遊ばせておかず、逆にバケーションで来た人に貸します。通常の半額くらいで
住むことができます。サブレットっていい考えでしょう？どうやって鍵を渡すかだけが問題なんですけどね（笑）
こっちもいないわけですから。

４）海外でアパートにひとり暮らしというのは要注意。かなりの高級暮らしか底辺かのどちらかです。
というのは単身者用マンションって都会にしかないのです。郊外は庭付きガレージつきの一戸建て
ですから。都会の場合、多忙な独身エグゼクティブが住む高級マンションか、あるいはホームレスが
一杯の地域にある安宿系のサービスアパートメントかです。かび臭いにおいが一杯で
シャワーなんざしょっちゅう壊れている・・・って感じを想像してください。そのくせ、シャアで
住むより高くつくのです。

私はチェスターの家には、ジムおじいさん、フィリピン人のマイケル、ニュージーランド人のマイケル
デイビッド、私の５人で住んでいました。途中スウェーデン人の女の子がきたり、アメリカ生まれ中国人
がきたり（ちょっと陰湿な子だった）、大家のエイミーが来たりしましたが、基本的に楽しく
暮らせました。

そういう暮らしを経験した人がやっぱり東京でもシェア暮らしをするようです。

私は老いて一人暮らしは寂しいという人には自宅を若い人のシェアに開放する生き方は
ずいぶん楽しいのではないかと思いますがどうでしょうか？