大分県別府市おたべ歯科(歯科 訪問歯科)副院長談

大分県別府市おたべ歯科副院長が本音で語ります。

患者さんとの会話・・・

2006-11-01 22:43:41 | インポート
患者さん 「実は、ここに来る前は、予約制じゃないところに
         行っていたんですよ。
        そこは、先生も何人かいて、女の子も多かったですよ。」

私     「そうですが、それなら好きな時にいっでも行けて
         便利だったんじゃないですか?」

患者さん 「それが、待ち時間もバラバラで、待つ時は、
      1時間も2時間も、待たされるし、
      終わる時間も、分からないし、
      下手をすると、半日以上がつぶれて、
      予定が、無茶苦茶になってしまうんです。
      先生は、忙しくあっちに行ったり、こっちに来たりで、
      話すヒマもないし、
      それと、先生が行くたびに変わるんで、
      それぞれ、やり方や言うことが、違うんで、
      不安になっていました。」

私     「そういうやり方のほうが、いいと思う方もいると、思いますよ。
       その方が、患者さんを沢山みれます。
       うちは、こんなやり方なんで、数はみれません。
       でも、自分の性分に合っているので、頑固にやっています。」

患者さん 「私は、ここのやり方のほうが、いいです。」


 今日、歯を抜いた患者さんとの会話です。
比較的簡単な抜歯でしたが、その方のために30分
時間を取って、貸切状態だったので、
このような会話が、可能だったのです。

 歯科医院の形態に関しては、それぞれの先生により、
考え方も、異なると思います。
多数のスタッフをかかえ、より多くの患者さんを、
治療するという、考えもあれば、
数を絞って、患者さんとお話しながら、一人一人じっくりと、
治療するという、考え方もあります。

 どちらが、正しいとは、言えません。
どちらを選ぶかは、患者さんの自由ですから、
私は、後者の考えで、やっています。
欲がないと、言われれば、それまでなのですが・・・