日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

句を作る <指を折る>

2016-11-28 16:38:34 | 趣味
川柳は、五文字、七文字、五文字から成っています。
  なんでか、題名が「おる」と打って変換したら「居る」に、なってた、という。大変失礼しました(-_-;)
幸い、ほとんどの方の指は、五本です。
もうけものと思って、一文字に一本、数えて指を折ってみましょう。

  教え子に、六本持ってる、子がいました。
  幼い頃から、からかわれてました。
  わたしは、みんなに「六本指は、仙人になる人のしるしなのだ。めったに無い、素晴らしいことです。」と、教えました。
  そこから、その子は一気に人気者に、なりました。

  そばに居る大人の言葉は、とても大事です。
  子どもは素直ですから、すぐさま乗ってくれます。
  小学校の低学年を教える立場にあるものは特に、いろいろなことにアンテナを張り巡らせ、勉強して損はありませんし、己の言動には注意が必要ですね。^^

  大人になって、自分で学ぶようになると、違う答えもみつかるでしょう。
  でも、とりあえず、子ども時代は、やさしくあたたかく過ごさせてあげたいです。
  そんなことで、あとから「先生のうそつき」なんて言われても、痛くもかゆくもありません。
  「あはは、バレたか(;´▽`lllA``)」と、一緒になって笑い飛ばせば済むことです。
  もう、その頃には、相手も、ちゃんとした考えを持てるくらい、成長していますから。
  子どもを育てる、とは、そういうことです。・・・・と、あたしは思っています。

  
「しょ」とか、「きゅ」とかの「ねじれる音」は、一文字と数えます。
葉っぱ、わっぱ、など、小さな「っ」などの撥音(はつおん=はねる音)も、そうです。一文字に、してください。
また、伸ばす、タクシー、とか、モーター、とかの「-」は、一音としています。
タクシー、は、た、く、し、ぃ、と数える、ということ、ですね。

思ったこと、作ったもの、を、言葉に出してみる。くちづさむ。
そうすると、自分の耳から聞こえてきますから、「あれ?」と、気がつくことができます。
文字を目だけで追っていると、どこかおかしいところがあっても、気がつきにくいです。

集中と散らすこととを、交互にやること。
そうしないと、自己満足になってしまいます。

句を作るときに、忘れてならないのは、読み手を考える、こと、です。
自分が作った句ですから、自分が理解できる、のは、当然のことです。
大事なのは、作者の人柄や、考え方の癖や、周囲の環境など、何一つ知らない方々が「見る」こと、です。


仲間を大事にする、のは、当たり前です。理解しよう、と、お互い心を配ります。
仲間「しか」知らないと、暗黙の了解が多すぎて、心がなまります。
説明しなくても、通じるからです。
それに慣れすぎると、わかってもらえない人を阻害するようになります。


知らない人の思いを考える。どう見えるか?と、考えてみる。
こう言ったら伝わるかな、こう表現したら心に落ちるかな、と、考え考え、何回も直す。
それが、川柳です。


だから、ね。
あたしは思うのよ。

いじめ反対、とか、道徳教育がどうだこうだ、とか。
そんなん言ってないで、子供のときから、川柳を教えなさいよ、と。
平易な言葉で、日常を句にまとめる。子どもでも、できます。
誰さんがどうした、とか、彼さんがこう思った、とかの他人事でなく、自分の思いを、自分で表す。

相手の心や気持ちを思いやらないと、句は作れませんし、認めてもらえません。
これって、一番いい情操教育なのではありませんか?と。

一番、というのは、暴論としても、考えてもいいんでないかな?くらいのこと、ですよ(;´▽`lllA``)

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (和田ヶゐ)
2016-11-28 22:43:53
何指と言って・・・どんな感じで動かすのかがものすごく気になりますね(@_@)
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Unknown (にゃんけろりん)
2016-11-28 22:50:36
私を含め、昔の子は良い意味で親に騙されて育ったと思います(笑)
へそを出したままだと雷様にとられるぞーとか、単純なことで学ばされてたなぁって。

今の子達は、複雑に溢れる情報を持て余してしまうんでしょうかね。

だからこそ、それを整理するのに句を作るのは最適かもしれませんね。

現代社会においては大人も然りかな(^_^;)
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和田けゐさん、こんばんは^^ (otikomi)
2016-11-28 23:06:56
指の変形は、実は、けっこうあるのですよ^^
多指(たし)症、とか、その他の小奇形は、まま存在します。
たいていは、骨は五本なのですが、形だけ一本余分についています。
動く場合もありますが、神経系統などができてないと、動きません。
そして、動かないものは、ある程度瀬尾長したあとから切り落としたりして、形成します。
というか、たいていは、そうだと思います。
正常な生活を子どもが送れるための手術、ということで、費用のほとんど全額が補助される、と思いましたが。
現在はどうなっているのか、わかりませんので、気になられたら調べてみてください^^
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また辺に打っちゃった(-_-;) (otikomi)
2016-11-28 23:11:40
ある程度「成長した」です。
指が変なとこに当たってるんですね、ごめんなさい<(_ _*)>

あまり幼いうちに手術しますと、傷が他の部分と一緒に育てず、小型になってしまうことが多いので、ゆがみます。
ある程度の大きさに育ったあとに、形を整えてやる、ということ、になると思うのです。
神経系統などができていると、非常に難しい手術になってしまいます。
形だけできていて、うごかないものは、比較的簡単に(といっても大手術ですが)できるようです^^
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にゃんけろりんさん、こんばんは^^ (otikomi)
2016-11-28 23:18:43
そうですよね、雷(らい)さまに、おへそ取られるぞ、とか、言われましたよね^^;

居間の情報社会では、あらゆるものが流れ込んできますから、まだ入れ物(精神)がしっかりできていない子どもには
かなりキツイと思いますね。親のほうが、情報を制御してあげないと。

句を作る、というのは、頭を一休みさせてあげる、ということ、なんです。
ゲームとかばかりだと、疲れてしまいますし、疲れるとイライラして、怒りやすくなってしまいます。
答えがすぐ出ないと、不安になります。
のんびり、じっくり、自分と向き合う時間を作ってあげる、って、実は健康にもいいんですよ^^
紙と鉛筆があればいいですから、安上がりですし、ねぇ♪
にゃんけろりんさんも、ぜひ!
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また~~~(-_-;) (otikomi)
2016-11-28 23:19:35
居間の、でなく、今の、です。ごめんなさい<(_ _*)>
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ごもっとも! (鳶助)
2016-11-29 03:07:41
川柳の作り方は、だいたいわかった♪
教えてもらうと、なるほどと思うよ!

子供のうちから自分の気持ちを、短い文で相手に伝えられる様になったり、相手のことを短い中から悟ったり出来る様になるには、川柳はうってつけだね♪
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鳶助さん、おはようさん(^O^) (otikomi)
2016-11-29 09:01:13
そうなの、ねらいは、「その他大勢」。
うんと強い子と弱い子は、実はどんなに説得しても、たいして変わらないもんなんだよ。
成績も、ダントツトップとトンでもびりは、教えようがほっとこうが、変化ない(-_-;)トホホ…
もんだいなのは、黙って眺めてるだけ、の、たくさんの存在だとみてる。
善悪は理解しても、声をあげることに慣れてない。
そこに、小さな種をまいてあげたいな、と思うよね^^
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